破局・離婚のマイリー・サイラス 夫リアム・ヘムズワースに原因?
女優でシンガーのマイリー・サイラスと夫で俳優のリアム・ヘムズワースが破局したと報じられた。結婚からわずか7ヵ月と数日のスピード破局で驚かせつつも、破局の発覚からしばらく離婚の申請を行わなかったことから、本当に別れるつもりなのか訝しがる声が上がっていた。

マイリーはディズニー・チャンネルの子供向けシットコム『ハンナ・モンタナ』で大ブレイク、リアムは『ハンガー・ゲーム』シリーズが代表作で、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースの弟としても知られる。
ふたりは、共演映画『ラスト・ソング』を撮影していた2009年から交際をスタートし、婚約、破局、そして元サヤを経て、昨年12月に結婚した。
マイリーの代理人が破局を認めたのは、現地時間の今月10日。ふたりに子どもはいないが、犬7匹、猫4匹、豚と馬を2頭ずつを飼っており、別れたあともその動物たちをともに育てていくとのことだ。
マスコミを避けるためか、破局が発表された当日は、マイリーもリアムもアメリカを離れていた。
リアムは兄クリスの住む故郷のオーストラリア・バイロンベイに帰省。新作映画『Killerman(原題)』のプロモーションもすべてキャンセルしており、このまましばらくバイロンベイに滞在するつもりのようだ。
一方、マイリーはイタリアでバカンスを楽しんでいた。同行していた友人の中には、リアリティ番組『The Hills:New Biginnings(原題)』に出演中のタレント、ケイトリン・カーターが含まれており、マイリーはこの女性とキスをするなど、イチャつく姿をパパラッチされている。帰国後も行動をともにし、行く先々でイチャつきぶりを見せつけているという。
▲中央左がマイリー、中央右がケイトリン・カーター。ルックスだけで言えば、ケイトリンはリアムの好みのタイプである。
このケイトリンという女性は、8月初旬にパートナーのブロディ・ジェンナーと破局したばかり。ブロディは、リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』でおなじみのケンダル&カイリー・ジェンナーの異母兄だ。
『The Hills~』の共演者によると、ケイトリンとブロディは、マイリーとリアム夫妻と以前から親しかったという。この2組のカップルがほとんど同時に破局してしまったのは、マイリーとケイトリンが愛し合ってしまったから、という憶測もある。
マイリーは子役時代から問題児扱いされてばかりで、破局の原因も彼女にあると思われがちだが、これまでマイリーとリアムの関係が悪化していたときは、むしろリアムの側に女優のジャニュアリー・ジョーンズやタレントのエイザ・ゴンザレスなどとの浮気説や熱愛説など、マイリーとは別の女性の影があった。
今回も、リアムが連夜パーティーに入り浸っては、アルコールとドラッグにハマっていたとの情報もある。普段はプライベートについてほとんど語ったことのないリアム本人が、インスタグラムで破局についてコメントを発表したことも、どこか不自然だった。
▲珍しく、マイリーとの破局について触れたリアム。ちなみに、8月中旬現在、マイリーもリアムも相互フォローの状態だ。
また、破局直後、話題が集まっている絶妙のタイミングで、マイリーは失恋ソングを発表している。恋愛ゴシップを利用して新曲の宣伝をするというのは、マイリーがもっとも嫌うやり方だったのはずだ。にも関わらず、生々しいエピソードを散りばめた曲を発表せずにはいられなかったのは、やはり……。
▲破局後、すかさずマイリーが発表した「Slide Away」。マイリーは今年、3枚のEPを発表する予定
さらに、8月21日にリアムが離婚を申請したことも判明。しかも、ハリウッドスター御用達の離婚弁護士ローラ・ワッサーを雇ったというから驚きだ。
この弁護士は、ジョニー・デップやアンジェリーナ・ジョリー、グウェン・ステファニーらの離婚訴訟を担当した人物で、その弁護費用が超高額であることも有名。
つまり、リアムには、そんな凄腕を雇わなければ自分が不利になってしまうような、弱みがあるということだ。
文:原西香
(はら あきか)海外セレブ情報誌を10年ほど編集・執筆。休刊後、フリーランスライターとして、セレブまわりなどを執筆中