羽生結弦を追いかけて メドベージェワ「愛のカナダ行き」
祖国を捨てて、ユヅルとともに練習をするためカナダにわたる、ロシア・フィギュアの女王の真意とは
「羽生選手は多くの女子選手にとって憧れの存在です。4年前のソチ五輪で羽生選手が金メダルをとった時、ロシアのメドベージェワ選手は14歳でした。次のオリンピックを目指していた幼い彼女が、初の五輪で栄冠を勝ちとった容姿端麗の羽生選手を尊敬し慕っていても不思議はありません」
スポーツライターの矢内由美子氏が語る。
平昌五輪銀メダリストのメドベージェワ(18)が、5月7日に7歳の時から指導を受けていたトゥトベリーゼ氏との師弟関係を解消すると発表した。新コーチは、羽生結弦(23)が師事するブライアン・オーサー氏。祖国を捨てて、カナダに練習拠点を移すのだ。
メドベージェワは、コーチ変更について明確な理由を明かしていない。だがロシアのフィギュア関係者の間では、「愛する羽生に近づきたいからでは」と噂されている。
「彼女のユヅル好きは有名です。’16年12月のグランプリファイナルでは羽生の誕生日(12月7日)に日本のアニメ『東京喰種(トーキョーグール)』のタンブラーを渡し、自身のインスタグラムには2ショット画像を度々あげています。大会では常に羽生の近くにいて、周囲の目もはばからずスキンシップを図っている。平昌五輪でライバルのザギトワが羽生とリンク上で抱き合った時は、もの凄い形相でにらみつけていました。ネット上は、メドベージェワと羽生が交際しているという噂でもちきりです。彼女がコーチを代えたのも、羽生と一緒にいる時間を長くしたいと考えたからでしょう。リンクでの練習は毎日3~4時間で男女合同。オーサーコーチは選手の私生活に寛容で、恋愛も自由ですから」(フィギュア担当記者)
本誌が入手した数々の写真を検証すると、確かに尊敬や憧れ以上の「熱い思い」が二人の表情からうかがえるのだ――。
写真:JMPA、GettyImages、時事通信社