ブリトニー・スピアーズ養育権見直しで月9日しか子供に会えない!
現在、活動休止中のブリトニー・スピアーズが、今月から子供と過ごせる時間をかなり減らされてしまったようだ。

ブリトニーには、2007年に離婚した元夫ケヴィン・フェダーラインとの間に13歳のショーンと12歳のジェイデンがいる。
親権は共同、養育権も半々だったが、9月から正式に子供たちの養育権をブリトニーが3割、ケヴィンが7割持つことになった。つまり、ブリトニーが子供と過ごせるのは、1ヵ月につき9日間程度ということだ。
今年1月に父親のジェイミー・スピアーズが病に倒れ、看病のためにブリトニーは予定していたコンサートをキャンセル。その後、自身も心身の不調を訴え、4月には精神病棟に約1ヵ月入院した。それ以降、活動を再開できずにいる。
養育権の割合が変更されたのは、ブリトニーの精神状態が不安定であることも無関係ではないだろう。
また、ケヴィンがいまだにブリトニーの財布を頼っていることも関連がありそうだ。
ケヴィンは子供たちの養育費として月額2万ドル(約210万円)をブリトニーから得ていたが、ブリトニーがカムバックを果たして収入を増やすと、すかさず増額を要求。
裁判で争った末、ブリトニー側が要求を受け入れ、昨年夏から養育費は月額3万5000ドル(約370万円)に跳ね上がったという。
ケヴィンはブリトニーとの子供のほか、元恋人との間にふたり、現在の妻との間にふたり、合計6人もの子供がおり、ブリトニーから得た養育費がなければ生活できないと言われている。
養育権の割合が変化したことを理由に、ケヴィンがさらなる増額を要求する可能性もあるだろう。
ところが、ケヴィンが姑息な手段に出たと思われた矢先、ブリトニーの父ジェイミー・スピアーズがブリトニーの長男ショーンを虐待していたという疑惑が浮上。殴るなどの暴力行為はなかったようだが、ショーンは祖父に激しく恫喝され、身体を強く揺さぶられたという。
これを知ったケヴィンは、長男のショーンと次男のジェイデンにジェイミーが近付けないよう、裁判所に接近禁止命令を申し立てたそうだ。この騒動が決定打となり、養育権の割合が変更されたのではないか。
ブリトニーにとって子供たちは精神安定剤のような存在。子供たちと過ごせないさみしさは、恋人のサム・アスガリ氏にも埋めることはできない。
別れてもなおヒモ状態の元夫や、後先考えずにキレる実父に邪魔されることなく、ブリトニーが健やかに子供たちと暮らせる日は来るのだろうか。
▲8月初旬には、子供たちとディズニーランドへ出掛けたことをインスタグラムに投稿していたブリトニー。子供たちの成長ぶりに驚かされる。
文:原西香
(はら あきか)海外セレブ情報誌を10年ほど編集・執筆。休刊後、フリーランスライターとして、セレブ関連記事を執筆中