小泉進次郎&滝川クリステル 勘違い発言連発で政界から総スカン | FRIDAYデジタル

小泉進次郎&滝川クリステル 勘違い発言連発で政界から総スカン

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
進次郎氏の地元・横須賀市で行われた「活動報告会」は大盛況で、会場に入り切らないほどの聴衆が集まった
進次郎氏の地元・横須賀市で行われた「活動報告会」は大盛況で、会場に入り切らないほどの聴衆が集まった

自身をケネディ元大統領にたとえる進次郎、新しい妻を自認する滝クリ……ああ、勘違い

「おめでとう!」

8月31日、小泉進次郎衆院議員(38)が地元・横須賀市で開いた「0才からの活動報告会」。進次郎氏が登場すると、支援者から祝福の声が飛んだ。フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)との結婚後初めての「報告会」は、進次郎氏の議員生活10年を記念するものでもあり、大いに盛り上がった。

だが、ここに来て進次郎氏と滝クリに「猛烈な逆風」が吹き始めている。

「官邸で行った結婚発表が、その発端です。二人揃って官邸に行けば、記者が常駐しているので、ぶら下がり会見になるのはわかりきっています。極めてプライベートな結婚という行為を政治活動に結びつけていると見られても仕方がありません。自民党内からも『あざとい』という批判の声が上がっています」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)

ムシが良すぎる

そんな批判はどこ吹く風とばかりに、滝クリは自身のインスタグラムに、

〈「政治家の妻はこうあるべき」という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができた〉

と書き込み、後日、弟と撮ったウエディングドレス姿を掲載。進次郎氏は「私の選挙で妻が出てくることはない」と明言し、出産を控える妻を念頭に、育休の取得を考えていることも明かした。

「来年、育休を取ることを考えている政治家を激務の大臣に任命することはできませんよ。内閣改造を控えた今、言うべきことではありませんでした。進次郎氏はこれまで自分の発言が世の中にどう受け取られるかをコントロールすることに長(た)けた政治家でしたが、滝川さんとの結婚以降、発言がおかしくなっている。

そもそも、政治家の妻が選挙活動をしないことなんて、目新しくもないし、特別なことでもありません。菅(義偉)官房長官も最初の横浜市議時代を除けば、奥さんはほとんど表に出てきていませんから。それを、さも新しい政治家の妻の生き方のように発信していることに違和感があります。

それでいて、滝川さんからはファーストレディーにはなりたいという意欲を感じる。選挙や地元の地域活動で汗をかきたくはないけど、総理夫人はやぶさかではないという、いいとこ取りのイメージを嫌がる有権者は多いでしょう」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)

それでも進次郎氏は、9月11日に予定される内閣改造での入閣が取り沙汰されている。

「今度新設される見通しの社会保障改革会議の担当大臣への抜擢や、内閣官房副長官としての官邸入りなどが話題になっています」(全国紙政治部記者)

中身がなさ過ぎる

結婚と入閣情報に舞い上がっているのか、進次郎氏の「勘違い」は止まらない。冒頭の報告会ではこんな一幕もあった。

かのジョン・F・ケネディ米大統領が当時高校生だったビル・クリントンと握手をし、クリントンが政治家になることを決意したという米国で有名な写真とエピソードをスクリーンで紹介。報告会の最後に、子供たちと握手をし、

「この会で私と握手した子供たちが政治家にならないまでも、将来の日本をともに考え、行動する日本人になってほしい」

と話したのだ。進次郎氏はかねてから40代で米大統領となったケネディを尊敬する政治家に挙げているが、取材する記者からは「JFKと肩を並べたつもりかよ」と失笑が漏れた。

この報告会のテーマであった「これからの10年」について進次郎氏は、

「10年はあっという間で、これからの10年はもっと早い。今まで以上の濃さと密度を求め、日本らしい日本を作っていきたい」

と、何も言っていないに等しい抱負を述べただけだった。

「そもそも進次郎氏は人気だけが先行していて、政治家としての実績はとくにありません。人気があったので発言は注目されますが、批判はされない。しかし、振り返ると、農林部会長時代の農協改革も中途半端でした。『平成のうちに』と言って超党派で国会改革も提唱しましたが、ペーパーレス化(将来的に4億円削減)程度の小さな実績しかありません。

国家の方向性を決めるような大きな政策について彼の口から聞いたことがない。当初から私は進次郎氏のことを期待を込めて『天才子役』と評し、政権にはっきりとモノを言う姿勢を評価してきました。しかし、『文藝春秋』(9月号)での菅官房長官との対談を見てもわかるように、政権を批判する発言がなくなり、普通の大人になってきたように思います」(前出・伊藤氏)

内閣の主要ポストに抜擢されれば、逆風はますます強まる。議員生活10年にして初めて直面する壁は、本人たちが思っている以上に高そうだ。

軽井沢で極秘裏に行われた結婚式では、弟(右)が新郎に間違われる一幕もあったとか(滝クリのSNSより)
軽井沢で極秘裏に行われた結婚式では、弟(右)が新郎に間違われる一幕もあったとか(滝クリのSNSより)

10年前、初選挙の時の進次郎

’09年夏の総選挙を控え、祭りで選挙活動をしていた新人時代の進次郎氏。世襲批判をものともせず当選した
’09年夏の総選挙を控え、祭りで選挙活動をしていた新人時代の進次郎氏。世襲批判をものともせず当選した
’17年6月当時、滝クリは’14年末に別れたはずの俳優・小澤征悦から「復縁」を迫る猛烈アタックを受けていた
’17年6月当時、滝クリは’14年末に別れたはずの俳優・小澤征悦から「復縁」を迫る猛烈アタックを受けていた
官邸での会見後、横須賀の実家に場所を移して、再度行った結婚報告会見。地元の支援者も数多く集まった
官邸での会見後、横須賀の実家に場所を移して、再度行った結婚報告会見。地元の支援者も数多く集まった
報告会では、尊敬するケネディの写真を使って熱弁を振るった。進次郎氏は「日本のケネディ」になれるか
報告会では、尊敬するケネディの写真を使って熱弁を振るった。進次郎氏は「日本のケネディ」になれるか

子供たちには人気者だが……

今年7月、滋賀県内で小学生にサインをする進次郎氏。今でも子供の人気は高い(進次郎氏のブログより)
今年7月、滋賀県内で小学生にサインをする進次郎氏。今でも子供の人気は高い(進次郎氏のブログより)
『FRIDAY』2019年9月20日号より
  • 撮影鬼怒川 毅(活動報告会) 船元康子(若き日の進次郎氏) 西 圭介(滝クリ) 田口利勝(ツーショット)

Photo Gallery7

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事