裁判に出廷の新井浩文「行為に同意があったと思った」は通用するか | FRIDAYデジタル

裁判に出廷の新井浩文「行為に同意があったと思った」は通用するか

強制性交の罪に問われた元人気俳優が法廷で無罪主張

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初公判を終え、車で東京地裁を出発する新井被告。報道陣からの質問に対して、一切答えることはなかった
初公判を終え、車で東京地裁を出発する新井被告。報道陣からの質問に対して、一切答えることはなかった

「初公判で出廷した新井被告は、保釈時の沈んだ様子と比べると、落ち着いているように見えました。ただ、弁護士に『アロマオイルマッサージでは性的気分になることも珍しくない』と弁護されると、突然ソワソワし始めたのが印象的でしたね」(裁判を傍聴した全国紙記者)

9月2日、強制性交罪で起訴された元俳優・新井浩文被告(40)の初公判が東京地裁で行われた。新井被告は無罪を主張。一方で、被害女性は新井被告から示談金2000万円を提示されたものの、「刑務所に入って反省してほしい」と受け取りを拒否したことを明かすなど、両者は全面対決の様相を呈している。

「女性の膣が濡れていたので、性交に同意があったと誤信した」と話している新井被告。こうした主張が認められることはあるのか。刑事事件に詳しい渋谷青山刑事法律事務所の二宮英人弁護士が話す。

「今の流れだと、新井被告の主張が認められる可能性は低いでしょう。性犯罪に関する事案の裁判で一番重要なのは、被害者の証人尋問です。ここで被告人の弁護側が、被害者の具体的な証言を崩せなかったのであれば、被告側がいくら主張しても無罪を勝ち取るのは難しいでしょう。また、示談に失敗しているのは痛い。おカネで解決しようとした事実は、被告にとってマイナスに働きます」

周囲には、今後も俳優活動を続けていきたいと話し、地元・青森や軽井沢などの知人宅を転々としているという新井被告。9月26日の第2回公判では、被告人質問が行われる予定だ。

『FRIDAY』2019年9月20日号より

  • 撮影蓮尾真司

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