忍野さら、新垣結衣が「ヒョウモントカゲモドキ」に惚れた理由

人気ナンバーワン爬虫類の秘密と飼い方を一挙公開

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本誌の取材に答えた忍野さらと、彼女が飼っているメスのレオパ、わさびちゃん。クリクリな瞳が愛らしい

いま、ヤモリの仲間、ヒョウモントカゲモドキ(通称「レオパ」)が一大ブームを迎えている。新垣結衣が自身のアルバムジャケットにイラストを載せたことで注目が集まったレオパ。その魅力に迫る。

弱気なオスと負けん気の強いメス。ヒョウモントカゲモドキはまるで人間の男女みたいで可愛いんです

「私が飼っているのはメスのわさびとオスのからしです。品種は、わさびがスーパーマックスノーで、からしがマックスノー。3年ほど前、海外のジャングルでロケ撮影をしたとき、野生のヤモリがたくさんいたんです。そこで初めて『可愛い!』と思って、ペットとして飼うことを考え始めました。好きなのは、目がクリッとしていてお腹がプニプニなところ。性格は、わさびが強気でからしが大人しい草食系男子(笑)。人間を見ているみたいで面白いですよ」

そう話すのは、グラビアアイドルの忍野さら(24)だ。

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は、ペットとして一番の人気を誇る爬虫類。生息地はインド北西部やパキスタン、アフガニスタン南東部などの乾燥地帯だ。その魅力は、掛け合わせ次第で異なる色・柄・目の特徴などを持った、数百種類の品種を生み出せることである。

爬虫類専門雑誌などの編集や撮影を務める川添宣広氏が語る。

「20年ほど前からカラフルな品種が生み出され、人気が上昇しました。加えてここ数年は芸能人が飼い始めたこともあり注目を浴びています。掛け合わせは、飼育書通りにやれば誰でも簡単にできますよ。いまでは毎月のように爬虫類イベントが開かれ、個人ブリーダーがレオパを売買している光景も見られます」

平均寿命10年ほどと長生きで、臭いも少なく丈夫で繁殖も簡単。レオパはまさに、ペット向きの動物と言えるだろう。

2匹のレオパを飼う忍野。飼育には手がかからず、エサやりは週1回、ケージの掃除は月1回で済むという
こちらも忍野のペット、オスのからしくん。瞳の真ん中に縦線が入った猫のような目がお気に入りとのこと
生まれたてのレオパの赤ちゃん。レオパは繁殖能力が高く、卵を2個ずつ産み、さらに年3〜6回産卵する

店頭に並ぶと即完売 人気品種ランキング

1位 ウルウルした黒い瞳が人気の秘密 スーパーマックスノー

人気品種1位 スーパーマックスノー/マックスノー同士を掛け合わせると4分の1の確率で生まれる。背中に黒いドットが並んでいることと、目全体が真っ黒なことが特徴

2位 派手で明るい色が特徴 タンジェリン

人気品種2位 タンジェリン/ハイイエローという品種の中でもオレンジの色味が濃いものを掛け合わせ続けてできる。15年ほど前にタンジェリンブームが起こった

3位 ヒョウ柄が女子のハートを掴む マックスノー

人気品種3位 マックスノー/もっともポピュラーな品種の一つだが、最近になり再び人気が上昇している。幼体時ほど白が強く、成長するにつれ黄味が増してくる

4位「日食」のような真っ黒な瞳 エクリプス

人気品種4位 エクリプス/多くのレオパは目に明るいグレーの虹彩と猫のような縦長の瞳を持っているが、エクリプスは「日食」という名の通り真っ黒な目を持つ

希少価値も高い 高額品種ランキング

1位 派手な模様が揃うレオパの中では異質 ブラックナイト 相場価格30万円

高額品種1位 ブラックナイト 相場価格30万円/約10年前から黒いレオパを作出しようとする動きが始まり、’17年に日本に初登場した。作り出された当時は80万円ほどの高値が付いた

2位 オレンジ色が濃いほど高額に タンジェリンブラッド 相場価格10万円

高額品種2位 タンジェリンブラッド 相場価格10万円/オレンジ色がセールスポイントであるタンジェリン。その中でも、とくに色が濃くオレンジの面積が広い個体ほど値段が上がっていく

3位 真っ白な顔が美しい! ユニバース 相場価格5万円

高額品種3位 ユニバース 相場価格5万円/ギャラクシーとホワイトアンドイエローという品種を掛け合わせると生まれる。鼻先や尾、足、脇腹が真っ白なところがポイント

ヒョウモントカゲモドキはここで買える! 爬虫類ブームのいま、全国にレオパを販売する店舗が続々登場。その中の一つを訪ねた

レオパを飼い始める場合、どこに行き、どんな器具を揃えたら良いのか。東京・文京区にある爬虫類専門ペットショップ『レプタイルストア ガラパゴス』の店長・二木勝氏に話を聞いた。

「30cm×20cm×15cmほどのケージとシェルター、数千円のプレートヒーターがあれば十分です。エサも、人工飼料を食べてくれる個体なら昆虫をやる必要はありません。レオパは雨が少ない半砂漠の過酷な環境でも暮らしていけるよう、尻尾に栄養を蓄えられるようになっています。そのため、毎日エサをやらなくても元気に育ってくれるんですよ」

飼育が簡単なうえに、繁殖が驚くほどラクなところも、ペットとして人気な理由の一つだ。

「レオパは一回交尾すると、年に3〜6回卵を産みます。しかも一度の産卵で2個産む。つまり、1カップルあたり年10匹ほど赤ちゃんが誕生するのです」

この繁殖能力の高さを生かし、ブリーダーとして生計を立てる人もいるという。

「第一種動物取扱業の登録をすれば、爬虫類イベントなどでレオパを売ることができます。値段は6000〜30万円ほどで、1カップルから年約10匹も生まれるので、海外ではレオパを売って儲けている人もいます。イベントの客層は男女比1対1ほど。そこで出会って付き合うことになった男女もいるようです」

ヒョウモントカゲモドキを飼えば美女と出会えるチャンスも増える!? ブームは、まだまだ続きそうだ。

多くの品種は1万円前後、高くても2万円以内で買える
冷凍コオロギなども食べるレオパだが、いまは人工飼料の品揃えが豊富なので昆虫が苦手な人でも飼いやすい
レオパの魅力を熱く語る店長の二木氏。手のひらに乗せられるサイズなのもレオパの良さ
文京区にある『ガラパゴス』の外観。レオパのほかにもヘビやカメなどが売られている

『FRIDAY』2019年9月20日号より

  • 撮影濱﨑慎治(2枚目)、岸上拓央(4枚目)、川添宣広(撮影協力:エンドレスゾーン、大津熱帯魚、蒼天、爬厨、爬虫類倶楽部、リミックス・ペポニ、レプティスタジオ)、結束武郎(12〜15枚目)

Photo Gallary15

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