渋谷すばる『関ジャニ∞』を脱退へ ジャニーズ事務所が大激震!
『嵐』に次ぐファンクラブ会員数56万人を誇る、国民的アイドルグループにいったい何が起きたのか
NHK『紅白歌合戦』に6年連続で出場し、コンサートチケットは発売後即ソールドアウト。ファンクラブ会員数も50万人を超え、いまやジャニーズの屋台骨を支える超人気グループとなった『関ジャニ∞』。だが、結成16年目にして、彼らに最大の転機が訪れている。
なんと、渋谷(しぶたに)すばる(36)のグループ脱退が間近に迫っているというのだ。
渋谷は『関ジャニ∞』のメインボーカルで、ジャニーズ随一と言われる歌唱力の持ち主。彼がグループを牽引することで、『関ジャニ∞』は国民的グループとして成長してきた。その渋谷が、「アイドル路線にはもうこれ以上付き合えない」と、脱退する決意を固めたという。
「そもそも渋谷はミュージシャン志向の強い性格。『関ジャニを音楽で食っていけるバンドにしたい』と明言してきました。実際、彼の音楽への思いは真剣そのもの。ソロアルバムで宇多田ヒカルの楽曲をカバーするなど、プロの間でもボーカリストとして高く評価されている。彼の熱意が伝わって、音楽に固執していなかったメンバーの村上信五(36=キーボード)や丸山隆平(34=ベース)も本気で練習に取り組むようになりました。渋谷の奮闘があったからこそ、彼らはアイドルの枠を超えて認知されるようになったんです」(テレビ局プロデューサー)
そんな渋谷がグループ脱退の思いを強めたキッカケは、今夏に行われる予定の全国ツアーだったという。
「『関ジャニ』は5月にリリースされるベストアルバムを引っ提げ、7月からツアーを展開させる予定でした。札幌、名古屋、大阪、東京、福岡の5大ドームを含む全国14公演、50万人を動員する大ツアーです。ところがライブはベスト盤に沿った選曲になるため、コミカル要素の強い初期の楽曲も入ってくる。渋谷としては、その点に折り合いがつけられなかったようです」(ジャニーズ関係者)
『関ジャニ∞』は東京のアイドルにはない「大阪ノリ」を前面に押し出した芸風を売りにしてきた。ライブでもコントや寸劇など”笑い”の要素がちりばめられ、尻出しや下ネタ、被(かぶ)りモノなど体の張り方は芸人並み。それがグループのカラーにもなっていたのだが、努力に努力を重ね、ミュージシャンとして評価され始めた渋谷には我慢できなかったのだろう。
一方で、渋谷の動きを受けてジャニーズ事務所は大混乱だ。
「これまで、事務所側は音楽に専念したい渋谷に対してソロ活動を認めるなどの形でなだめすかしてきた。ですが、事ここに及んで彼の決意の固さに大慌てしているんです。渋谷が抜けると、ツアーが吹っ飛ぶ可能性すら出てきます。ジャニーズでは、何か問題が起きるとグループ全体が呼び出されて話し合いの場が持たれる。今回も、彼を慰留しようと、藤島ジュリー副社長(51)がメンバーを招集し、渋谷の説得にかかったようです。ただ、『関ジャニ』はメンバーの絆が強いことでも知られている。実は、メンバー同士は渋谷の意思を尊重したいという思いがあるようです」(前出・関係者)
『SMAP』の解散以来、内紛に見舞われてきたジャニーズ。人気絶頂、『関ジャニ∞』のメインボーカルが脱退となれば、またしても国民的な事件になりかねないのだ――。
撮影:山田宏次郎、島颯太
関連記事
ジャニーズ事務所・大激震 メインボーカル 渋谷すばる『関ジャニ∞』を脱退へ
ジャニーズ激震の「脱退騒動」から2年 草彅 剛 稲垣吾郎 香取慎吾 最新撮!
テレビから「消えた」香取慎吾 稲垣吾郎 草彅剛 SMAP解散「その後で」