働き方改革より重要!? 達人に聞く“時短”「WEB検索」術

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

コクヨの調査によると、オフィスで働く人が書類を探すため1年間に費やしている時間は平均80時間だったという。もちろん、これにはパソコンに向き合っている時間は含まれていない。が、よく考えてみると意外に時間がかかっているのが、ネットでの検索。この時間を加えると、ビジネスマンは年間いったいどのくらい“探しもの”に時間をかけているのだろう。 

書類探しの時間を短縮するための整理整頓術があるように、「google検索」にも検索の精度を上げたり、手間を省くことできる “ちょっとしたワザ”がある。ここでは、知っていると便利で、ビジネスシーンにも使える「検索テクニック」をご紹介しよう。

1_完全一致のフレーズを見つける「“”」検索

キーワードを「“”」で囲むと、そのキーワードと完全に一致するワードだけを検索できる。

e.g. 「2019年9月1日」という言葉でそのまま検索すると、「2019年」や「9月1日」なども対象となってしまうが、「“2019年9月1日”」とすれば、完全に一致するページだけが結果表示される。

2_特定のキーワードを除外したいときに使う「NOT(-)検索」 

除外したいキーワードの前に「-(半角マイナス)」をつける。

e.g. iPhoneの価格を調べたいが、「se」の情報は除きたい場合、「iPhone  -se 価格」で検索すればOK。除外したいキーワードを「iPhone  -se  -xs 価格」のように追加していくこともできる。「-」の前のスペースは、半角でも一角でもOK。

3_複数あるキーワードのうち、どれかのキーワードを含む記事を見つける「OR」検索 

AとB、ふたつあるキーワードのうちどちらかを含む記事を「A OR B」で検索すると、キーワードAを含む記事、キーワードBを含む記事、そしてキーワードAとBの両方を含む記事、がヒットする。

e.g. 「バッグOR鞄」とすれば、“バッグ”か“鞄”のどちらかのワードを含む記事を見つけることができる。さらに「バッグOR鞄ORかばん」とすれば、3つのキーワードについてリサーチ可能だ。「OR」は半角大文字で入力すること。

4_曖昧なキーワードを検索したいときに使える「*」

e.g. エジソンの名言「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」の中の「ひらめき」という単語が思い出せないときには、「天才とは1%の*と99%の努力である」と不明な部分に半角の*を入れればOK。適当な言葉を補完して検索してくれる。

5_pdf、doc、zipなど、拡張子を指定して特定の形式のファイルを探す「filetype:」検索

いわゆるSEOでは上位表示されにくい、研究機関や企業などの資料を探すときに便利。

e.g. 「filetype:pdf  働き方改革」とすれば、厚生労働省や各研究機関のPDFで作成された資料ページがヒットする。

6_消えてしまった過去のwebページを見つけたいときの「cache:」検索

参考にしていた記事が削除されてしまい「File Not Found」、もしくは「ページを表示できません(サーバーが見つかりません)」と表示された場合に使えるテクニック。「cache:ページのURL」を入れると、googleのキャッシュに蓄えられていた該当ページが表示される。ただし、既にサーバーから削除されている場合や、時間がたったものはgoogleのキャッシュからも削除されてしまうため、あくまで一時的に見られない場合や少し前に見たページで有効と考えるべき。

7_似たようなページを探してくれる「related:」検索 

「related:」に後にURLを入れると、それと似た記事を検索してくれる機能。同じようなサービスを提供している会社や、ライバル社などを調べる時に便利だ。 

e.g. 「related:」に続いて、「食べログ」のURLを入れて検索ボタンを押すと、「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」「Rettyグルメ」などのページが表示される。

達人の検索術とは?

これらのワザを、達人たちは実際どのように活用しているのだろう。ITジャーナリストの三上洋氏に聞いてみた。

「最近は、リアルタイムのことは“SNS”の中で検索し、公的なものや過去の記事を見つけたいときに“google検索”を利用しています。 

“google検索”でよく使うのは、キーワードを除外できる『-』検索。”ノイズ“を省くときによくやりますね。 

例えば先日セブンペイの事件がありましたが、セブン-イレブンは、セブンペイの前にオムニセブンという自社のショッピングサイトで、セキュリティのトラブルを起こしているんです。でもその過去の事件を調べたいのに、『オムニセブン』と『トラブル』で検索すると、セブンペイの事件もたくさん出てきてしまう。その場合、『セブンペイ』に『-(マイナス)』をつければ、セブンペイとは関係ないオムニセブンの記事を表示させることができます。 

あとは“時間指定”ですね。最新のものを探す時だけじゃなく、古いものを調べる場合にも使います。Googleの検索窓の下にある“ツール”の中にある機能を使うのですが、具体的な日付を入力することもできます。

例えば、セブンペイの事件が起こる以前にどんなことが起きていたのかを知りたいときは、事件が初めて報道された日の前日までを指定することで検索することができます」

キーワードをただ入力するだけの検索は、人生の無駄遣いだった! 知っているだけで効率が劇的にアップするgoogle検索テクニック、ぜひお試しあれ。

 

三上洋氏 ITジャーナリスト。文教大学情報学部非常勤講師。セキュリティ、ネット事件、スマートフォンが専門。現在、読売新聞に「サイバー護身術」を連載中。最新のIT情報満載の「ライブメディア情報番組 UstToday」(毎週月曜21時に配信)にも出演中。

三上洋さんのTwitterはコチラ

  • 取材・文鈴木みほ写真アフロ

Photo Gallary1

share icon記事をシェアする

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事