パCS予測 王者・西武の日本S進出を阻むのはズバリこのチーム

上位3チームが西武、ソフトバンク、楽天に決まったパ・リーグ。日本一をかけセの覇者に挑戦するのはどこか。記者たちが徹底予測する。

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2年連続23度目のリーグ優勝を決め胴上げされる辻発彦監督。就任3年目で初の日本一を目指すが、投手陣の脆弱さからCSでの苦戦が予想される

西武が2年連続優勝をとげたパ・リーグ。日本シリーズ進出へ向け、挑戦するのはソフトバンクと楽天だ。果たしてどのチームが、セ・リーグの覇者と日本一を争うことになるのか。クライマックスシリーズ(CS)の行方を、番記者やスポーツライダーが匿名座談会で占う。

スポーツ紙記者A:西武は打線に勢いがあったね。

夕刊紙デスクB:8月11日に、主砲・山川穂高を4番から7番に下げたのが大きかった。山川はのんびり屋で、普段はあまり緊張感を表に出さない。それが降格で目の色が変わったんだ。「絶対に4番に復帰してやる」と、それまで一発狙いのバッティングだったのが、状況に応じた打撃をできるようになった。実際、山川が7番になってから西武は28勝11敗。勝率.718で最大8.5ゲームあった首位ソフトバンクとの差をひっくり返したからね。

スポーツライターC:首位打者争いをする森友哉の活躍もデカい。昨季は捕手としてリードに難があり、相当悩んでいた。そこで増田達至や平井克典ら投手陣が中心となり「友哉を励ます会」を作ったんだ。彼らが食事をしながら森におくったアドバイスが、「リードのミスは得意のバッティングで返せばいい」ということ。森は「気がラクになった。ある程度、打撃に専念できるようになった」と喜んでいたよ。

:辻発彦監督の寛容さも好影響したようだね。茶髪、金髪OK。食事会があると聞けば、「これで食って来い」と数万円をポンと渡し自分は同席しない。若い選手がノビノビしているよ。

:野手と違い投手陣は非常に厳しい。小野和義コーチなど、優勝したのに難しい顔をしているよな。先発も抑えもコマ不足。12勝1敗のニール一人頼みでは苦しいでしょう。短期決戦では、水モノの打線に期待はできないからね。CSでの苦戦は必至だね。

:そうするとCS突破最有力なのは、千賀滉大、高橋礼、森唯斗と投手陣が安定しているソフトバンク?

:昨年も優勝した西武を破り日本シリーズに進出しているので、かなり自信を深めているしね。

:いやいや。投打にバランスのいいチームだけど、欠点もある。意外とベンチの雰囲気が良くないんだ。工藤公康監督は厳しいからね。内川聖一や柳田悠岐ら実績のある選手にも、ミスがあれば「何をやってるんだ!」と叱責する。特に野手にとっては、「投手出身の監督に上から目線で言われたくない」という不満がたまっているんじゃないかな。

:ベンチの雰囲気がイイのは楽天。ベテラン銀次が中心となり、浅村栄斗、ブラッシュら今季から加入した選手に積極的に声をかけ食事に誘うなどし、打線がうまく機能している。平石洋介監督も「ウチは藤田一也や今江年晶など移籍選手が多いから“外様”に優しいんだ」と、嬉しそうに話していた。

:投手陣にも好材料があるよ。終盤にきて則本昂大と岸孝之のエース2枚看板が復調したのが大きい。短期決戦で重要なのは投手力。2人が本来の力を出せれば、打線が好調なだけに日本シリーズへ進出する可能性がグンと高くなると思う。ズバリ、王者西武を倒すのは楽天でしょう。

10月5日から始まるCSファーストステージ。セ・リーグの覇者への挑戦権を得るチームは、10月14日に決まる予定だ。

  • 写真時事通信社

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