巨人に仰天情報 来季の原内閣にクロマティ氏が打撃コーチ就任 | FRIDAYデジタル

巨人に仰天情報 来季の原内閣にクロマティ氏が打撃コーチ就任

CSシリーズを前に巨人に仰天情報が浮上している。'80年代の伝説の助っ人クロマティ氏が原内閣に打撃コーチとして就任するというのだ。果たして真偽は?

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8月に「ゲスト」として巨人の打撃陣を指導したウォーレン・クロマティ氏(右)。試合前にはDeNAのラミレス監督(左)とも談笑した
8月に「ゲスト」として巨人の打撃陣を指導したウォーレン・クロマティ氏(右)。試合前にはDeNAのラミレス監督(左)とも談笑した

巨人の打撃コーチにウォーレン・クロマティ氏(65)が就任――。

来季のジャイアンツに驚きの人事情報が飛び交っている。’89年に打率.378で首位打者を獲得した巨人の伝説的助っ人、クロマティ氏が原辰徳監督内閣に“入閣”するというのだ。話の真偽について取材を進めると――。情報の端緒は、8月に「ゲスト」としてクロマティ氏が巨人打撃陣のアドバイスに訪れたことにあった。

「7月まで不振にあえいでいた4番の岡本和真を、身振り手振りをまじえ熱心に指導し再生させたんです。『スタンスが広すぎる』『左の方が開くのが早い』と具体的なアドバイスをし、『キミには無限の可能性があるから自信を持って』とモチベーションも高めました。おかげで7月の打率が.256、本塁打2本だった岡本は、8月に.301、9本塁打と復調。不調でベンチでも無口だったのに、『クロ―さん(クロマティの愛称)はイイっすよ』と表情まで明るくなったんです。主砲の覚醒させて、クロマティの指導に原監督も感服。『クロ―の大マジックだね』と絶賛していました」(スポーツ紙担当記者)

そもそもクロマティ氏をゲストとして招いたのには、原監督の強い意向が働いていた。

「クロマティ氏は’91年に巨人を退団すると、『さらばサムライ野球』という暴露本を出版し巨人と険悪になっていました。〈中畑清氏は王貞治監督(当時)を影で『ワン公』と呼んでいた〉〈篠塚和典氏は苦手投手が相手だと仮病を使って休んでいた〉などと明かしたんです。今季から原さんが全権委任で監督に就任したことで、状況は改善します。原監督は現役時代からクロマティ氏と頻繁に食事をともにし、非常に仲が良かった。『クロ―の明るさはマジメな選手が多い巨人に必要なキャラクターだ』と、7月下旬から5連敗し雰囲気の悪くなったチームに喝を入れるため自ら招聘を決めたんです」(同前)

クロマティ氏も以前から「巨人のためなら何でもしたい」と公言し、指導者としての巨人復帰を熱望していた。

「クロマティ氏は米国でもメジャー各球団を視察し、指導者としての経験を積んできました。原監督も今季から元木大介氏や宮本和知氏などを初入閣させ、コーチ陣を刷新しベンチを盛り上げようとしています。明るい性格のクロマティ氏は、原監督の方針にピッタリ。クロマティ氏は『ボクなら今のジャイアンツを改革できる』と前向きです」(巨人球団関係者)

巨人OBも大歓迎だ。野球評論家のデーブ大久保氏が語る。

「クロマティ氏の入閣は十分ありえます。OBとしても、ぜひ打撃コーチに就任してほしいですね。日本の選手は学生時代からの指導で、バントや盗塁など細かい野球はできても豪快なプレーが苦手。クロマティなら氏なら、メジャー仕込みのスケールの大きいアドバイスができます。日米の野球を経験した指導ができれば、巨人はさらに強くなりますよ。私も楽天の監督時代、(西武で同僚だった)バンバークレオ氏に打撃コーチ就任を打診したくらいです。しかもクロマティ氏は、日本語が話せる。原監督とも仲が良く、コーチ就任になんの支障もないでしょう」

‘80年代巨人打線の3番。4番を担ったクロマティ氏と原監督。名タッグが、30年ぶりに復活するかもしれない。

  • 写真時事通信社

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