さいたま市小4殺害事件 息子を殺した「無職ヒモ男」の素性

「本当の父親じゃないくせいに」と言われて激高した呆れた犯行

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9月20日午前、進藤容疑者はさいたま地検に送検された。その際は終始、身体をかがめ、服で顔を隠し続けた

「小学校の同級生たちがたくさん出席していたのに、お通夜は本当に静かでした。遼佑(りょうすけ)君のお母さんは泣き崩れたりしませんでしたが、顔から表情が完全に消えていましたね。でも、時折、『あのとき遊びにきてくれてありがとう』と優しく子供たちに語りかけていて、とても立派だと思いました」(出席者の一人)

9月23日、埼玉県さいたま市の自宅で殺害された小学4年生・進藤遼佑君(9)の通夜が行われた。弔問客は涙を流しながらも、皆、うつむきがちだった。

それも当然だ。4日前に埼玉県警に逮捕されたのは、遼佑君の義理の父親である進藤悠介容疑者(32)だったのだから。

進藤容疑者は広島県呉市出身。地元の中高一貫校に通った後に上京した。

「東洋大学社会学部を卒業後は、保育の仕事を希望していたようですが、逮捕時は無職でした。1年半前にバツイチで高校の養護教諭をしている遼佑君の母親とネット上で知り合い、今年3月に結婚。ヒモのような生活で自宅にひきこもっていたようです」(全国紙社会部記者)

進藤容疑者は遼佑君が赤白帽をなくしたことを注意した際に、「本当の父親じゃないくせに」と言われたことに腹を立て、延長コードで絞殺。遺体は家族3人で暮らしていた教職員集合住宅のメーターボックスに隠していた。

短絡的で呆(あき)れるしかない犯行である。しかも進藤容疑者は送検後の取り調べに対して、「誰がやったかわからない」と一転して容疑を否認しているという。犯罪ジャーナリスト・小川泰平氏が語る。

「『本当の親じゃない』と言われて衝動的に犯行を行ったということなら、少なくとも父親になろうと努力はしたんでしょう。送検の際は完全に顔を隠している。事件の重大性に気づいているんです。ただ犯行を認めると、殺害した状況を詳細に話さなければならない。それから逃げたいのでは。犯行も供述も行き当たりばったりとしか言いようがありません」

己の罪と向き合うべきだろう。

遼佑君らしき子供とサッカーをする進藤容疑者。事件が発生するまで家族間でトラブルはなかったという(進藤容疑者のSNSより)
さいたま市内の教職員住宅で凄惨な事件が起きた

『FRIDAY』2019年10月11日号より

  • 撮影蓮尾真司

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