「インスタ解禁」「二重契約」認めさせた山下智久のジャニーズ改革 | FRIDAYデジタル

「インスタ解禁」「二重契約」認めさせた山下智久のジャニーズ改革

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海外から帰国した山下を空港で捉えた一枚。国際派俳優としての地位を着実に築いている(18年)
海外から帰国した山下を空港で捉えた一枚。国際派俳優としての地位を着実に築いている(18年)

ひとまず“独立”はないようだ――。

9月20日、アメリカのエンターテイメント雑誌『Variety』のネットニュース版で、ジャニーズ事務所所属の山下智久が、海外のエージェントと契約したことが報じられた。

10月1日発売の『週刊女性』によれば、ジャニーズ事務所はハリウッドスターであるウィル・スミスの家族が関わっているマネジメント会社と契約し、アメリカやカナダでの一部業務委託を行うことを認めている。

「元々、山下はウィル・スミスの息子であるジェイディン・スミスと親交があり、その流れで契約したそうです。日本国内での芸能活動はジャニーズが、海外はそのエージェントが山下の仕事をフォローすることになるでしょう。それにしても、あのジャニーズが海外とはいえ、タレントの“二重契約”を認めるとはビックリですね」(スポーツ紙記者)

山下といえば、18年に公開された主演映画『コード・ブルー』が、興行収入92億円を突破し、同年の邦画1位を記録。19年1月には、海外で撮影された中国映画『サイバーミッション』が公開された。

現在はヨーロッパなど23か国で放送される日欧共同制作ドラマ『THE HEAD』の撮影をスペインで行っている。まさに、アイドルの枠を超えた“国際的”な活動をしている。

「今年5月には山下はジャニーズ事務所のタレントとして、初めて“インスタグラム”を開設。18年以降は徐々に所属タレントの画像などをネットに公開してきました。それでもジャニーズとしてはSNSなどのネット利用は消極的なんです。ですが、彼はインスタへの個人参加を直訴し、認めさせたんです」(前出・スポーツ紙記者)

「二重契約」や「インスタ解禁」など、次々と革命を起こしている。だが、ここまでの道のりは、決して順調ではなかった。

「14年に山下は六本木で他人の携帯電話を奪って破壊するトラブルを起こし、器物破損容疑で書類送検されました。また、北川景子や石原さとみなど、数々の有名人と浮名を流しており、事務所が“問題児扱い”してきました。さらに事務所内の派閥争いに巻き込まれ、仕事量が減ったこともありましたね」(テレビ局関係者)

それでも、実力で不遇を乗り越えた。いまでは、事務所幹部に無理を押し通せるほどになった。

「9月27日に社長就任が発表されたジュリー藤島氏は、アイドルグループだけではなく、俳優や番組MCなど、幅広くタレントを育てる方針。その中で、山下という存在は、まさに演技でも歌でも、ソロで輝く理想の存在なのです。だからこそ、彼は事務所内で一目置かれている。その立場から、山下としては後輩たちのため、自分流の“ジャニーズ改革”をしようと思っているのでしょう。“インスタ”や“二重契約”は、その一歩なんでしょうね」(芸能プロ関係者)

ジャニー喜多川氏亡きあと、後継者として副社長に就いた滝沢秀明。彼とは違う立場で、山P流の改革が始まろうとしている……。

 

  • 荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

荒木田 範文

FRIDAYデジタル芸能デスク

埼玉県さいたま市出身。夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。テレビやラジオなどにも出演中

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