告発状を提出&協会の仕事をサボる 貴乃花はどこへ行く?

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場所前、珍しく報道陣の質問に答えた貴乃花親方。だが左の貴ノ岩には、ほとんど発言の機会が与えられなかった

貴乃花親方(45)の朝は早い。3月11日から始まった大阪場所では、宿舎となっている京都府宇治市の龍神総宮社を早朝4時過ぎに出て、周辺を30分ほど散歩。6時半には稽古を終え(他の部屋は通常8時~9時頃)宿舎のドアを閉めると、外部との接触を一切断ってしまうのだ。


「大阪府内に泊まっている多くの担当記者にとっては、たまったものではありません。龍神総宮社は、最寄駅からタクシーで10分以上かかる山の上にあります。毎朝始発の電車に乗っても、ギリギリ稽古終わりに間に合うかどうか。記者たちに会いたくないため、わざと稽古の時間を早めているとしか思えません」(スポーツ紙担当記者)

不可解な行動は他にもある。場所開幕直前の9日に、貴ノ岩への暴行事件で相撲協会の対応について内閣府に告発状を提出。初日には、会場(エディオンアリーナ大阪)に姿を見せず無断欠勤。翌日「貴ノ岩の心身の状態が予断を許さないため」という弁明ファックスを協会に送ったのだ。

「1月に理事解任処分を受けた親方は現在、役員待遇委員の指導普及部副部長の役職にあります。本場所中は、幹部のいる役員室に詰めなければならない。協会内だけでなく一門からも、『職務放棄ではないか』という批判が出て4日目以降に出勤することになったんです」(協会関係者)

いったい、貴乃花親方は何がしたいのか。場所前に親方と食事をしたという、支援者が明かす。

「親方は2月の理事選で造反票が出たことに『仲間に裏切られた』と、かなりショックを受けていました。『もうマスコミも協会の人間も誰も信じられません。これからは一人でやるしかない。角界の膿を出すために自分の身を削ります』と」

だが置かれている状況は厳しい。元相撲協会外部委員のやくみつる氏が語る。

「自分の相撲道を体現したいという抽象的な考えはあるのでしょうが、具体的な理論武装ができていない。理事長を目指すのであれば、一連の行動はあまりにも合理性がありません。もはや協会と対立することが、目的となっているような印象を受けます」

相撲界を改善したいという動機は正しくても、方法と行動は間違っているようだ。

 

Photo Gallary1

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