栄和人監督をハメた怪紳士の「余罪」 | FRIDAYデジタル

栄和人監督をハメた怪紳士の「余罪」

伊調馨パワハラ告発 真相追究第2弾

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栄和人監督は現在、心身衰弱の状態で、本誌に証言したイベント会社経営者(左)も連絡がつかないという

「最初は物腰が柔らかかったんですが、カネのことで揉めた途端、態度が豹変。深夜でもお構いなしに電話をかけまくってきて、出ると『おい、コラ!』と恫喝されました。電話に出るのをやめると、今度は『電話に出ろ!』と、大量のメールが。栄監督がフライデーに『もう(Sとは)関わりたくない』と語っていましたが、気持ちは痛いほどわかります……」

そう語るのは、あるイベント会社経営者。日本レスリング協会強化本部長・栄和人氏(57)のパワハラ騒動の裏で暗躍した、怪紳士Sの存在を証言した人物だ。

本誌前号で報じた怪紳士Sの”余罪”が、次々と明らかになってきた。アイドルを使って若手経営者からカネを脅し取っていたのは本誌既報通りだが、Sはその他にも、美人局(つつもたせ)事件を起こしていた。

「同じアイドルを使って、大手芸能事務所の幹部にも美人局を仕掛けています。ベッドでイチャつく動画を撮られてSにユスられ、その幹部は”その筋”のトラブルシューターに解決を頼む事態にまで追い込まれた。

 パーティなどで有名人との記念写真を撮りまくり、それを見せてターゲットを信用させるのがSの常套手段。最近は、昨年の楽天ゴールデンイーグルスの開幕セレモニーで撮った、三木谷浩史社長との写真もよく見せていました。Sの口八丁に乗り、トラブルになった関係者は無数にいますよ」(芸能事務所関係者)

前出のイベント会社経営者によると、栄氏に対する「美人局計画」を匂わす言動もあったというS。”歩く録音男”の異名の通り、美人局に限らず、ありとあらゆることを録音&盗撮し、それを元に恫喝するのがSの得意技だった。

今回、内閣府に提出された告発状では、「B氏」と名乗るレスリング関係者が栄氏のパワハラを証言している。この人物は後に自らメディア出演し、元レスリング日本代表コーチの安達巧氏であることが明らかになった。実はこの安達氏はSのボディガードのような立場にあり、共にトラブル相手の事務所へ乗り込んだこともあったという。

「その際の動画が残っており、日付を見ると、昨年5月25日でした。Sが金銭トラブルになった相手と話し、安達は後ろに控えていた。Sと安達が昵懇なのは間違いありません。Sは安達を使って栄監督を追い落とし、日本レスリング協会を喰いモノにしようと考えていたんでしょう」(前出・イベント会社経営者)

本誌は安達氏に取材を申し込んだが、「一切コメントしない」と回答。Sも、連絡に応じることはなかった。

今後はレスリング協会による当事者への聞き取り調査が行われていくが、”黒幕”であるSの関与が明らかにならない限り、真相解明に至ることはない。

楽天ゴールデンイーグルスのイベントに潜入したS(右端)。三木谷浩史社長やグレート・サスケら有名人と写真を撮りまくっていた

 

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