決勝Tに向けて徹底マーク ラグビーW杯「筋肉イケメン」選手権
空前の筋トレブーム。男女ともにパーソナルジムでウェイトトレーニングに精を出し、NHK『みんなで筋肉体操』ではタンクトップとショートタイツに身を包んだムキムキの男性たちが一心不乱に筋トレに励む。
そんな流れの中で始まった「ラグビーワールドカップ2019」。正直なところ、開幕前はそこまで盛り上がっていなかったが、日本代表選手たちの活躍によって一気に注目されるようになった。そして女性たちは気づいてしまったのである。ラグビー選手には、筋肉イケメンが多いということに……。
そこで、にわかファン代表の筆者(30代・女性)が「ラグビーW杯 筋肉イケメン選手権」をお届けする。
甘いマスクのスクラムハーフ 流大(ながれ ゆたか)
まずは日本代表から見ていこう。身長166cmと小柄ながら活躍し、甘いマスクと高い統率力で人気を集めているのは、3戦連続先発出場しているスクラムハーフの流大(ながれ ゆたか)。

初出場にも関わらずリーダーシップを発揮しているが、それもそのはず、流は元々教員志望。ラグビー選手の道を歩むのか、教育実習を経て教員になるかの究極の選択で、前者を選んだのだ。試合中の厳しい顔と、勝利を掴んだときの満面の笑みのギャップに萌えている女性が後を絶たないのも頷ける。

W杯初トライを記録したフランカー 姫野和樹
そして次にサモア戦でW杯初トライを記録したフランカー/ナンバーエイトの姫野和樹。

試合中は猛々しい野獣のようだが、試合後の笑った顔は子犬系の母性本能をくすぐる可愛さだ。
検索エンジンで彼の名前を検索すると、「姫野和樹 結婚」とサジェストされるので、いかに世の女性たちが彼のプライベートに興味津々かがわかる。幸い(?)恋愛の噂はなく、結婚もしていないようだが、これからそういった報道があると会社を休む人が続出するかも知れない。

もちろん上記の2名以外にも日本代表にもイケメンはいるのだが、同じプールA内の外国選手に目を向けてみよう。
目尻のシワがチャーミング グレイグ・レイドロー(スコットランド)
次に日本と対戦するスコットランドチームでは、キャプテンでスクラムハーフのグレイグ・レイドローに注目だ。

目尻のシワがチャーミングな33歳で、同じくラグビーでスター選手だったロイ・レイドローを叔父に持つ。長く交際していた女性と結婚して二人の息子に恵まれているが、彼のinstagramではいまだに奥様のバースデーを家族の思い出の写真とともにお祝いするラブラブぶり。そしてその奥様がぐうの音も出ない爽やか美人なので、ファンの女性たちはもはや腹も立たないだろう。

正真正銘のスーパースター ボーデン・バレット(ニュージーランド)
現在、プールBで1位、世界ランキングでも1位のニュージーランドで注目なのは、司令塔のスタンドオフを務めるボーデン・バレット。

やんちゃそうでキュートな顔にも関わらず、187cmと高身長。2016、2017年と連続で世界最優秀選手に選ばれた正真正銘のスーパースターだ。彼のinstagramをのぞいてみると、大分・別府でゴルフを楽しんだり、東京・渋谷のカフェに立ち寄ったりと、激戦の合間にも日本滞在を楽しんでいる様子が伺える。

ゴリマッチョが多い“オールブラックス”の中では細身なので、より多くの日本人女性の心を掴むことは間違いない。
ラグビー一家出身のサラブレッド ジョージ・フォード(イングランド)
そしてプールCで1位のイングランドには、スクラムハーフのジョージ・フォードがいる。

伝説のスター選手だったマイク・フォード(イケオジ)を父に持ち、兄のジョー・フォード(イケメン)もラグビー選手というラグビー一家出身。大きく美しい、この青い瞳に魅入られたら……しばらく現実世界に戻って来られなさそうだ。ただし残念なお知らせとして、つい数ヵ月前に彼女と婚約したばかり。イケメンには美女がつきものなのである。

世界屈指のボールハンター デビッド・ポーコック(オーストラリア)
そしてプールDで1位のオーストラリアでは、世界屈指のボールハンターであるデビッド・ポーコック。

オーストラリア国内の年間最優秀選手に2度輝き、日本のパナソニック・ワイルドナイツでもプレイをしていた選手だ。オープンサイドフランカーというポジションは体を張って攻守に貢献するため、顔を切ったり、鼻血を出したりと流血していることが多い。そんな姿に甲斐甲斐しく世話を焼きたくなる“マネージャー心”をくすぐられる女性は多いだろう。

プライベートでは、奥様とともに環境保護などを訴える活動を続ける社会派。結婚式は何もない森の中で、豪華なドレスとタキシードではなく、カジュアルな普段着にスニーカーで行ったそうだ。
熱心なラグビーファンからは「イケメン目当てにラグビーを見るなんて不届き千万!」とお叱りを受けるかもしれないが、女性にとってイケメン選手は敵味方関係なく、観戦への大きなフックになるもの。日本の決勝トーナメント進出が見えてきた今、熱く、そして美しき男たちの戦いにますます注目だ。
取材・文:周防美佳撮影(流、姫野):渡部薫写真:アフロ