J・ビーバーの挙式前後、元恋人セレーナ・ゴメスは何してた?
現地時間の9月30日にジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバーの結婚式が無事行われたわけだが、余計なお世話とわかってはいても、気になってしまうのがジャスティンの元恋人セレーナ・ゴメスの動向である。
ジャスティンにとってセレーナは、デビュー前から大好きだった憧れの人。
16歳のころに想い叶って交際をスタートするも、2018年3月の完全破局に至るまで、浮気や素行不良、果ては逮捕と、最愛の人を傷つけ倒した。
別れたあとのふたりは、互いに相手についてほぼ何も語っていない。
強いていうなら、今年3月、「ヘイリーとの結婚は、セレーナとヨリを戻すための布石にすぎない」と主張し続けるなど、“ジェレーナ(ジャスティンとセレーナのカップルネーム)”の復活を願ったヘイターたちがヘイリーに攻撃的なコメントを送ることに対し、
「元カノとヨリを戻したいから、ほかの相手と結婚するだなんて、あたまおかしいだろ。そんなことを思いついた自分の論理性のなさを恥じたほうがいいよ」
とジャスティンが反応したことくらいだろうか。
セレーナに至っては、出演映画のPRでレッドカーペットに登場したくらいで、華やかな場所に出てくることはほとんどなかった。パパラッチされるのは女友達とのんびり過ごす姿ばかりだ。
元気なようにも、落ち込んでいるようにも見える。
今年の8月下旬には、ジャスティンの結婚式の招待状が流出。その日取りが9月30日であることが広く伝わった。当然、セレーナの耳にも入っていただろう。
ジャスティンの法的な結婚から1年が経ち、盛大な式を目前にしたそのとき、ついにセレーナはポツリポツリと心境を明かすようになった。
9月13日には、ある病院が主催したメンタルヘルスにまつわる授賞式に出席して、うつ病に苦しんだことを告白。医師の力を借り、専門的な本を読んでメンタルヘルスについて理解を深め、現在はかなり回復したと打ち明けつつも、
「わたしにとって昨年は、精神的にも感情的にも苦しい時期で、元気なふりをするために笑顔でいることすらできない状態だった」
とスピーチしている。
いうまでもなく、昨年はジャスティンとの破局、さらにジャスティンとヘイリーとの交際・婚約・結婚と、急展開があった1年だ。
さらにセレーナは、親友のひとりが始めた「Giving Back Generation」という動画番組にゲスト出演し、親友という存在の重要性を語ったりもした。
ジャスティンに傷つけられたセレーナを支えたのが、有名人ではない女友達だったからだ。
彼女たちがいなかったらセレーナは仕事に復帰できていないかもしれない。
(ちなみに、この番組の主宰者であるラクエル・スティーヴンスさんのインスタグラムを確認すると、セレーナが写っている写真にヘイリーからの「いいね!」がつけられている)
10月2日には、自身がプロデューサーを務めるNetflixのドキュメンタリー作品『Living Undocumented(原題)』の試写イベントに出席。ファンたちに元気な姿を見せている。
元恋人の結婚を受け止めて、今まさに体勢を立て直している最中であることが、これらの言動からも伝わってくる。
ちなみに、ジャスティンの妻ヘイリーは、ティーンのころからセレーナのファンであり、熱心な“ジェレーナ”ファンでもあった。
だからこそ、ヘイリーは“ジェレーナ”の復活を望んだファンの気持ちがわかるし、反対にセレーナも自分の大切なファンとしてヘイリーを無下にはできない。
ともあれ、ジャスティンの結婚により、セレーナの精神状態が悪くなったりはしていないよう。
思わせぶりに沈黙することもなく、もちろん水を差すこともなく、元恋人の大事な1日を穏やかにやり過ごせたセレーナ。
ジャスティンとは別々の人生を思う存分楽しんで欲しい。
▲セレーナの親友ラクエル・スティーヴンスさんのインスタ
- 文:原西香
(はら あきか)海外セレブ情報誌を10年ほど編集・執筆。休刊後、フリーランスライターとして、セレブまわりなどを執筆中