中日退団・松坂大輔 西武でない“意外な移籍先”が急浮上 | FRIDAYデジタル

中日退団・松坂大輔 西武でない“意外な移籍先”が急浮上

“平成の怪物”は現役最後のプレー場所としてどのチームを選ぶのか。大方の予想では古巣・西武が最有力だが意外な球団の名前もあがっているのだ。

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中日退団が決まり球団事務所前で取材に応じる松坂大輔。日米通算170勝をあげた大投手の移籍先はすぐに決まるのだろうか
中日退団が決まり球団事務所前で取材に応じる松坂大輔。日米通算170勝をあげた大投手の移籍先はすぐに決まるのだろうか

10月4日に球団代表と対談し、中日退団が決まった松坂大輔(39)。本人は現役続行を希望し、今後は新たな移籍先を探すことになる。最有力候補に上がっているのが古巣・西武だ。

「今季から編成のトップになった渡辺久信GMが、松坂獲得に積極的です。監督時代の’10年には工藤公康、シニアディレクターだった昨年には松井稼頭央と、かつてのスター選手に西武で花道を用意しています。松坂はエースとして活躍し、メジャー入団時には60億円もの移籍金を西武にもたらした大功労者。『ウチが面倒をみるのがスジ』と話しているようです。辻発彦・現監督も落合博満政権時代にドラゴンズのヘッドコーチを経験していて、中日、西武両チームの雰囲気を知っているのも大きい」(スポーツ紙記者)

だが、障害もあるという。松坂が“恩人”と慕い、同時期に中日を退団する森繁和シニアディレクターとデニー友利・国際渉外担当の存在だ。

「森氏は、西武鉄道グループのオーナーだった堤義明氏に重用された人物です。’05年に経営権がみずほグループの後藤高志氏に移行すると、堤氏に可愛がられていた人たちは一掃されました。今回、松坂の移籍先探しに動いているのは森氏です。彼が自らの意向を後藤氏らライオンズ幹部が受け入れさせるのは、相当ハードルが高いでしょう」(球団関係者)

そこで、移籍先に急浮上している意外な球団がある。楽天だ。

「楽天GMの石井一久氏と森氏は、以前から昵懇の仲です。しかも、両者とも同じ吉本興業に所属している。石井GMは吉本のスポーツ部所属で、森氏とデニー氏はタレント契約しています。石井GMは、実際に吉本ルートを使い水面下で動いているようですよ。松坂の活躍は現実的にムリでしょうが、グッズ販売など営業面の貢献は大いに期待できる。ましてや引退興行ともなれば、メリットは計り知れません」(前出・記者)

西武で現役時代を、楽天で監督を務めたデーブ大久保氏も「イーグルス移籍」に好意的だ。

「松坂は日本だけでなく、メジャーでの経験も豊富です。松井裕樹ら若い楽天投手陣にはお手本になり、間違いなく好影響を与えられるでしょう。しかも、今季(推定8000万円)から大幅ダウンした年俸で獲得できる。楽天としては一石二鳥です。松坂としても、移籍先はカネの問題ではない。ユニフォームを着て現役を続けられるなら、どこのチームでも行くはずです。楽天なら、セ・リーグの中日やリーグ優勝した西武ほどマスコミからも注目されず、ノビノビプレーができると思います」

“平成の怪物”は、現役最後をどの球団でプレーするのか。選択肢は絞られてきた。

  • 写真時事通信社

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