引退・貴ノ富士の熱愛写真 問題児だらけの「貴乃花部屋出身力士」 | FRIDAYデジタル

引退・貴ノ富士の熱愛写真 問題児だらけの「貴乃花部屋出身力士」

日本相撲協会から促され引退を決めた貴ノ富士をはじめ、貴乃花部屋出身力士にトラブルが絶えない。なぜ風紀が乱れているのか。その理由を探る。

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17年8月に行われたお台場での巡業で、一回り年上のカノジョとイチャつく貴ノ富士。関係者以外立ち入り禁止の食事スペースで身体を密着させていた
17年8月に行われたお台場での巡業で、一回り年上のカノジョとイチャつく貴ノ富士。関係者以外立ち入り禁止の食事スペースで身体を密着させていた

付け人を殴り、日本相撲協会から自主的に引退するよう促されていた十両・貴ノ富士。10月11日に協会へ文書を提出し「協会の対応に失望した。やりとりに疲れ果てた」とついに引退することを決めた――。

事件が起きたのは今年8月だ。稽古総見から戻った貴ノ富士が、部屋で先に風呂に入った付け人が礼を言わないことを注意。付け人が「あざーす」とふざけた反応をしたため激怒し、頭部を思い切り殴ったという。

「貴ノ富士の暴行事件は、今回が初めてではありません。昨年の3月場所では、土俵入りする時間を知らされていなかったため遅刻。連絡を怠った付け人の顔を支度部屋で何度も殴り、顔面打撲、口内裂傷のケガを負わせました。ファンからの告発状で、大阪府警は貴ノ富士を書類送検(起訴猶予処分)。貴乃花親方(当時)の叱責を受け、自宅謹慎処分となったんです」(スポーツ紙相撲担当記者)

貴乃花部屋出身で問題を起こした力士は、貴ノ富士だけではない。関脇・貴景勝は、’18年1月に服装規定に違反するジャージ姿で夜の銀座を闊歩。春日野理事から厳重注意を受けた。同年12月には、前頭6枚目だった貴ノ岩が、巡業中に宿舎に忘れ物をした付け人を素手で何回も殴打。相撲協会の危機管理委員会の聴取を受け、引退に追い込まれているのだ。

「貴乃花部屋出身力士の評判は、以前から芳しくありませんでした。貴ノ岩はモデルガンを部屋に持ち込み、よく付け人に向けて撃っていたとか。貴ノ富士は’17年8月にお台場で行われた巡業に、一回り年上で鍼灸師の免許を持っているカノジョを同伴。関係者以外立ち入り禁止のスペースで、身体を密着させ食事をしていたんです(掲載写真)」(相撲協会関係者)

なぜ貴乃花部屋出身力士たちの風紀は、ここまで乱れているのだろうか。

「理由は二つあります。一つは、部屋に貴乃花親方があまり顔を出さなかったことです。ほとんど力士任せにしていたため、稽古が終わるとやりたい放題。徐々に規律がなくなっていきました。二つ目は、貴乃花親方の教えです。部屋にあまりいない一方、いる時の指導は強烈に厳しい。手を出すのも当たり前。暴力は当然という風潮が生まれたんです。さらに、他の部屋の力士との慣れ合いも禁じていた。そのため力士たちは、他の一門衆の親方を無視することさえありました。親方衆は『挨拶もないとは無礼な連中だ』とお冠ですよ」(同前)

相撲評論家の中澤潔氏が話す。

「貴乃花部屋のキツい指導と、暴力を許さない現代の風潮には大きなギャップがあります。一昔前なら許されたことも、今の角界では厳禁です。力士たちは部屋では当たり前だったことが、他では通用しないことに気づかなければなりません。相撲協会も問題を起こしたからといって、すぐに引退勧告を出すのはマズイ。相撲を辞めた力士が、社会で生きていける場所は少ない。教育を徹底し、再生の努力をすることが重要でしょう」

“平成の大横綱”の指導を受けた力士たちに、心の改革が求められている。

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