T・スウィフトの“バナナ動画”をコケにしたビーバー夫妻が炎上 | FRIDAYデジタル

T・スウィフトの“バナナ動画”をコケにしたビーバー夫妻が炎上

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かねてより不仲がウワサされているテイラー・スウィフトとジャスティン・ビーバーが、あわやガチンコバトル!? ……と思いきや、意外な展開で収束を迎えたようだ。

ビーバー夫妻のからかい配信には完全無視を決め込み、マドンナのニューヨーク公演を鑑賞したテイラー・スウィフト。写真:Backgrid/アフロ
ビーバー夫妻のからかい配信には完全無視を決め込み、マドンナのニューヨーク公演を鑑賞したテイラー・スウィフト。写真:Backgrid/アフロ

今月はじめ、人気のトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』にゲスト出演したシンガーソングライターのテイラー・スウィフトは、母のアンドレアさんが撮影したという正味1分にも満たない短いムービーを番組で公開されてしまった。

▲問題のバナナ動画は1:21あたりから。

この動画は、レーシック手術を受けたテイラーが、麻酔の抜けていないもうろうとした状態で、バナナをうまくもぎとれずに泣き出し、「わたしが欲しいのはこのバナナじゃない……」「ヘタが(ちぎれてしまって)ない……」とぐずったり、ベッドに横たわってバナナを頬張るテイラーに「そのまま寝ないでよ」と母が声を掛けると「寝てないし。意識はハッキリしてるし」と寝落ちしつつ口答えするといった内容。

普段のテイラーからは想像もできない、まるで子どものような言動がおもしろいと、大きな話題になったのだった。

この話題性バツグンの動画をいじったのが、先日結婚式を挙げたばかりのジャスティンと妻のヘイリー・ビーバーだ。

夫妻はインスタグラムのライブ配信をしており、キッチンに立ったジャスティンが「アタシが欲しいのはこのバナナじゃなァ~い」「ヘタがなァ~い」とテイラーの真似をすると、ヘイリーが笑いながら「マジうける」と返す。

このおふざけが、テイラーのファンの癇にさわってしまったのだ。

▲テイラーのファンアカウントが、ライブ配信からジャスティンのモノマネシーンだけを切り取り、Twitterに投稿・拡散した。

テイラーがジャスティンを毛嫌いしていることは、互いのファンの間でも有名だ。

テイラーの大親友であるセレーナ・ゴメスがジャスティンに散々泣かされてきたのも理由のひとつだが、それだけではない。

テイラーは、ジャスティンのマネージャーで音楽プロデューサーのスクーター・ブラウン氏と揉めている。

ブラウン氏は今年6月、テイラーのデビューからアルバム『レピュテーション』までの全楽曲の権利を有するレコード会社「ビッグ・マシーン・レコード」を買収した。

テイラーはこの買収劇を「最悪のシナリオ」と強く批判し、長年にわたってブラウン氏と対立関係にあったことを暴露した。

テイラーによると、ブラウン氏はクライアントであるジャスティンやカニエ・ウェスト(現在は契約を終了)を操って、テイラーの好感度が下がるような騒動をいくつも引き起こしたのだという。

現在、テイラーとブラウン氏の対立はいっそう深まっており、本人たちだけでなく、周囲もテイラー派、ブラウン派に分断されている状態だ。

先日行われたジャスティンとヘイリーの結婚式に、ヘイリーの大親友のジジ&ベラ・ハディッド姉妹が来なかったのも、「ブラウン派だと思われたくない」という姉妹の気持ちがあったからだろう。

ハディッド姉妹にとっては、ジャスティンとヘイリーの結婚式と自分たちのファッションショーのスケジュールが重なり、仕事を口実にできたのは幸運だったのではないだろうか。

そして、誰よりもピリピリしているのが、テイラーのファンだ。

ブラウン派の中核であるジャスティンは、テイラーのファンにとっては要注意人物である。テイラーをバカにしたようなモノマネ動画はたちまち拡散され、「ジャスティンってテイラーの動向を逐一チェックしてんだね。マジで迷惑」「もうテイラーに構わないで」「こんなのイジメじゃん」と批判が殺到した。

さらには、夫ジャスティンのモノマネに大ウケした妻ヘイリーに対し、「黙れ、ヘイリー・ボールドウィン。マジで、頼むから、黙んな!! ジャスティン・ビーバーと結婚でもしなきゃ有名になれなかった能ナシは、マ・ジ・で・黙れよ!」と叫び続けるメッセージ動画を作る人や、その動画に同意して拡散する人も……。

すると、見かねたヘイリーが

「ここまで誰かを怒らせることになるなんて思ってなかったの。もうこれ以上怒らないで」「あなたを傷つけたならごめん」
と反応。

「あなたが“推し”のために熱心なことは素晴らしいと思う」
としながらも、

「でも、どうかお願い。知りもしない人に腹を立てないで。そんなの悲惨だし、わたしのせいで悲惨にならないでほしい。わたしにそんな価値ないでしょ」
となだめた。

「知りもしない人に腹を立てるなんて悲惨」とは真っ当な意見ではあるが、それを言うヘイリーこそが“知りもしない人(一般人のSNS)に腹を立て”ていた。

そう気付いたのか、ヘイリーはこれらの投稿を削除している。

▲思わずヘイリーが反応してしまった、スウィフティーズによる投稿。たしなめる内容のコメントを3度も返信したが、現在はすべて削除されている。

こうしてジャスティンやヘイリー、そしてスウィフティーズ(テイラーファンの愛称)は大騒ぎしたが、テイラー自身は、なんと徹底的に無反応を貫いた。

そうこうしているうちに、ジャスティンのバナナ事変はいつの間にか収束してしまった。

もし今後、ジャスティンや誰かがテイラーをからかうようなことがあったら、テイラーファンたちはテイラーに倣って徹底的な無視で対抗してみてはいかがだろうか。

  • 原西香(はら あきか)

    海外セレブ情報誌を10年ほど編集・執筆。休刊後、フリーランスライターとして、セレブまわりなどを執筆中

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