令和最初の『紅白歌合戦』 司会に「また綾瀬はるか」の裏事情

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NHKには欠かせない女優となった綾瀬はるか(‘18年)

大みそかの『第70回NHK紅白歌合戦』の司会者が発表され、白組は人気グループ「嵐」の櫻井翔、紅組は女優の綾瀬はるかに決まった。

総合司会は3年連続で「ウッチャンナンチャン」の内村光良が務める。令和最初にして、記念すべき70回目の紅白。サプライズも期待されていただけに、顔ぶれは少々拍子抜けではあったが……。

「櫻井さんは2年連続で、嵐メンバーでは4年連続。もともとNHKとジャニーズ事務所の間で『東京五輪のある2020年までは嵐で』という“密約”があると言われているだけに、驚きはありません。あくまで集大成は来年。おそらく活動休止前の最後のステージになるでしょうからね」(スポーツ紙芸能担当記者)

綾瀬にもマンネリ感は否めない。過去、紅組の司会を2回務めた実績はあるものの、本命視されていたのは朝ドラ『なつぞら』のヒロイン・広瀬すず。次いで、現在放送中の朝ドラ『スカーレット』に主演する戸田恵梨香だった。

テレビ局関係者は「広瀬さんは2年連続の司会となりますが、‘17年の朝ドラ『ひよっこ』の有村架純さんも2年連続で司会を担当しています。落選の理由は定かではありませんが、昨年の司会ぶりがあまり芳しくなかったからかもしれません」と話す。

かたや、綾瀬は“天然キャラ”で知られる。リハーサルでマイクを忘れて登場したり、最終審査の集計ボールを投げる練習では、勢い余って“暴投”。ボールが後方にすっ飛んでいき、綾瀬の真後ろにいた北島三郎の頭を猛スピードでかすめていったこともあった。

「それでも憎めないのが綾瀬さんのキャラクター。サブちゃんの時は元SMAPの木村拓哉さんが『殺す気か!』と笑いながら突っ込んでいました。かと思えば、震災復興支援ソング『花は咲く』を合唱した際には被災地のことを想い、涙。こういうギャップに共演者だけでなく、裏方スタッフも魅力を感じているのだと思います」(音楽業界関係者)

NHKへの貢献度も高い。放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリンムピック噺』にも出演し、‘16~‘18年と3シーズンにわたって放送された主演ドラマ『精霊の守り人』も完走した。NHK的に感謝しているのは、‘15年3月にスタートした震災プロジェクト番組『綾瀬はるかのふくしまに恋して』に出続けてくれていることだろう。

「この番組への出演料は、ほぼノーギャラと聞いています。最近は多忙なため不定期放送になっていますが、それでも綾瀬さんクラスの女優が何年も出てくれるのは有難いはずです」(前出・テレビ局関係者)

所属事務所のホリプロは綾瀬をただの人気女優ではなく、国民的大女優に育て上げようとしている。ホリプロの関係者が語る。

「目指すところはポスト・吉永小百合。そのためにはヒット作だけでなく、社会貢献番組などにも出る必要がある。NHKの復興番組に出続けているのはそのため。TBSでは毎年、終戦記念日に彼女が戦争経験者に直接取材する企画も放送されている」

“吉永小百合”を目指す綾瀬サイドにとって「令和初」の看板が付く今回の紅白は、魅力的に映ったに違いない。

加えて、今年の紅白は来年の東京五輪を意識した作りになる。現在、綾瀬は「コカ・コーラ」「パナソニック」「P&G」「日本生命」「キッコーマン」「全日本空輸」のCMに出演しており、いずれも東京五輪のスポンサー企業だ。公共放送であるNHKは商品名などを宣伝してはいけないが、前出スポーツ紙記者は、次のように話す。

「綾瀬さんの起用は、東京五輪を意識してNHKが“忖度”した部分もあると思います」

ネット上では「また綾瀬」「なぜ綾瀬?」という声も飛んでいるが、よくよく調べてみると、NHKとしては綾瀬はるか以外には考えられなかったようだ。

  • 撮影山田宏次郎

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