チュート徳井の復帰を阻む「税金ガッポリ」吉本興業の壁

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徳井が払い渋った金額よりも、多額の税金が吉本興業に入っているのだ(’08年)

出演番組からの降板が、次々と決まっている。

お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実の個人会社が、7年間で1億2000万円の申告漏れと所得隠しを東京国税局に指摘された件で、芸能界は対応に右往左往している。

10月30日にTBSは、徳井がレギュラー出演する『人生最高レストラン』『ダブルベッド』の2番組からの降板を発表。他局もこれに続く可能性は高そうだ。

当初、徳井が所属する吉本興業は全体像を把握しておらず、事の重大性に気付いていなかった。だからこそ、本人も含め事務所サイドも10月23日の深夜に行われた謝罪会見だけで逃げ切れると思っていた節がある。

そんな中、真っ先に厳しい対応をしたのが、徳井がCM出演している「エディオン」だった。会見の翌日には彼が出演していない別バージョンに差し替えたのだ。

「テレビ局などは、吉本ということでなるべく穏便に済まそうと思っていた。ですが、会見後に重加算税を含む追徴課税された法人税3700万円だけでなく、消費税が約2100万円、源泉所得税の約4400万円も同時に支払っていたことが発覚。しかも、会見では3年前までは申告していたと語っていましたが、‘09年に個人事務所設立以来、一度として期限内に申告したことがなく、‘16年には銀行預金を差押えられていたことも明らかになったのです」(スポーツ紙記者)

26日に吉本は徳井の活動自粛を発表したが、遅きに失した。もし、23日の会見ですべてを明らかにし、謝罪したうえで自ら謹慎を発表していれば、世間の風当たりも今とは少しは違ったものになっていたかもしれない。

その後発覚した、同じ吉本所属のお笑いコンビ「ミキ」のステマ問題も、徳井にとっては逆風になりそうだ。

「京都市からの依頼を受けて“ミキ”がツイッターで4回つぶやくことで、市が100万円を払っていたことが分かりました。京都市だけでなく大阪府も大阪万博誘致のPRに吉本を頼っていた。ラグビーW杯や世界遺産など、関西圏での自治体が記者を集めて大々的にPRをするときは、必ずと言っていいほど吉本が絡んでいます。つまり、吉本に多額の税金が流れていることが、ミキのステマ騒動で改めて認知されましたね」(在阪テレビ局関係者)

吉本への税金の流入は関西の自治体だけにはとどまらない。NTTと提携した事業に関しては、経済産業省が資金提供している官民ファンド「クールジャパン機構」から、最大100億円が出資されることが今年4月に決まっている。

「今回の徳井さんの件は、霞が関の役人たちの間でも話題になりました。特に吉本と大型事業を始めた経産省の役人は、“何してるんだ”って怒りをにじませていましたね。闇営業問題に続いて所属タレントが悪質な税金逃れでしょ。“事なかれ主義”の役人にとっては、スキャンダルは一番嫌いですからね」(全国紙記者)

国や自治体から多額の税金が流れている吉本。だからこそ、ここまで税金逃れが大ごとになってしまったら、おいそれと徳井を復帰させることが出来ないのだ。

実際に吉本関係者に話を聞いても、徳井の復帰に関し、

「まったく分からない。想像以上に厳しい感じですよ」

と話す。

例え悪意が無かったとしても、あまりにも納税意識が低すぎた徳井。その代償は追徴課税以上に高いものになりそうだ。

  • 荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

    埼玉県さいたま市出身。夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。テレビやラジオなどにも出演中

  • 撮影島颯太

Photo Gallary1

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