賞味期限短すぎ! 絶品揃いの“秒速スイーツ”10選・全国版

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ご存じだろうか? 全国各地に“賞味期限が短すぎる”秒速スイーツがあることを。賞味期限の最短は「本日中」というのが一般的だが、秒速スイーツの賞味期限はなんと短いもので数十秒。長いものでも2、3時間程度なのだ。

賞味期限が短い=鮮度にこだわっている証拠。つまり、できたてホヤホヤのいちばんおいしい状態を堪能することができるわけだ。今回は、雨上がりの虹のようにはかない絶品スイーツを全国各地からピックアップして紹介する。

【賞味期限2時間・北海道】ずっと記憶に残る、サクッと小気味いい食感

「六花亭」のサクサクパイ 204円

賞味期限:2時間 「六花亭」のサクサクパイ 各204円

マルセイバターサンドやミルクチョコレート、ストロベリーチョコレートなど、北海道土産でおなじみの「六花亭」。

全国にファンが多く、お取り寄せも大好評のこちらだが、実は、帯広本店、札幌本店、釧路の一部店舗でしかゲットできない“超レアなスイーツ”がある。

その名も「サクサクパイ」。

こちらは、コロネのようなぐるぐる巻きのパイの中に、絞りたてのクリームをたっぷり詰め込んだザ・シンプルなスイーツ。中にフルーツを入れることも、装飾も一切なく、主役はザクザクっとした食感のパイ。だからこそ、なんと賞味期限は2時間! パイ生地自体の作り置きをせず、クリームも注文が入ってから手絞りされるこだわりぶりだ。

空気とパイ生地を一緒に食べている…という表現が正しいだろうか? 生地がサクサクすぎて、噛みしめるほどにパイ生地がほどけていく。

中に入ったカスタードクリームは、インパクトたっぷりのパイに負けないよう、素材のよさが感じられる濃厚な味わい。驚くほどシンプルで潔い逸品だからこそ、パイのサクサク感×クリームのしっとり感がダイレクトに伝わってくるのだ。

賞味期限は2時間の猶予がある…と言っても、これはできたてをその場で味わいたい! ありがたいことに、店内には購入したスイーツをイートインできるスペースが設けられている(お菓子を購入した人ならコーヒーが無料)。「パイ生地のサクサク感を損なってほしくない」。作り手のそんな思いが込められた渾身の逸品だからこそ、購入後、ぜひその場で味わってほしい。

「六花亭」帯広本店

六花亭 帯広本店 住所:北海道帯広市西2条南9-6 電話:0120-12-6666 営業時間:1F店舗9:00~19:00、2F喫茶室10:30~18:00(L.O17:30)※いずれも季節により時間変動あり 無休 http://www.rokkatei.co.jp/

【賞味期限10分・北海道】美しいものは期限がある、を体現したタルト

「SABO SAPPORO TEA SALON produced by asami abo」のタルトレットデセールコース 抹茶 1800円

「SABO SAPPORO TEA SALON produced by asami abo」のタルトレットデセールコース 抹茶 1800円

商品はもちろん、作るプロセスもご馳走、と言わんばかりに目の前で焼き上げられるタルトレット。それゆえにお店の扉を開けると、生地に練りこまれている茶葉と香ばしいタルトの香りがふわりと広がる。

べっかい町で作られた希少なバターを使った生地は、豊かな風味とクリーミーな味わい、サクサクの口当たりが特徴。写真は、自慢の生地に濃厚なホワイトチョコレートベースの抹茶クリームを流し込み、焼き上げた逸品だ。

「いちばんおいしいものを、いちばんおいしいタイミングで食べてもらいたい。そんな思いから、その場でしか食べることのできない“タイムリミットのあるタルト”を開発しました。焼き立てアツアツの状態で、トッピングのアイスクリームが溶けないうちに召し上がっていただきたいので、10分という時間を設けさせていただいています。温×冷のハーモニーをお楽しみください。

試行錯誤する日々があったから、今こうして“おいしい”とたくさんのお客様にお褒めいただける商品をご提供できているんだと自負しています」(「SABO SAPPORO TEA SALON produced by asami abo」シェフ・牧田さん)

サーブ直前にソース、フルーツ、アイスクリームをトッピングすれば、まるでアートのような見目麗しいデセールが完成。タルトにナイフを入れると、アツアツの抹茶クリームがトロ~リあふれ出す、ライブ感あふれる演出ごと味わいたい!

SABO SAPPORO TEA SALON produced by asami abo

SABO SAPPORO TEA SALON produced by asami abo 住所:北海道札幌市南6条西4-1 プラザ6・4ビル2F 電話:011-522-7737 営業時間:19:00~24:00 定休日:月曜

【賞味期限10分・山形】ぷるぷるプリンにどーんと卵黄がインパクト大!

「山形プリン」の生プリン 880円

賞味期限:10分 「山形プリン」の生プリン 880円

人気温泉地・かみやま温泉の一角にある、県内初のプリン専門店。フレッシュな味わいのやまべ牛乳や、ブランド卵の紅花卵など、地元食材を使ったプリンを提供している。

こちらの看板商品は、おいしさのタイムリミットがなんと10分の生プリン。1日20食限定のため、土日はオープン後すぐ、平日でも午前中には完売必至の人気ぶりだ。

プリンなのに賞味期限が10分!?  と思われるかもしれない。しかしその謎は、運ばれてきた商品を見るとすぐに解明される。

ミルクプリンとミルクゼリーの2層になったプリンに、紅花卵の卵黄と濃厚なカラメルソースが別皿でサーブされる、まさに“生”プリンなのだ。

「当店自体が、素材の鮮度にこだわった専門店で、取り扱っている商品のほとんどが賞味期限1日。さらに新鮮な状態で食べられるプリンをご提供できないか…と検討した結果、たどり着いたのが賞味期限10分の生プリンで、すべて混ぜ合わせて、口に入れた瞬間に完成する逸品です。

プリンは温度が大切なスイーツ。だからこそ出来たてで一番濃厚な味を楽んでいただけるよう、プリン、卵黄、カラメルソースを別で提供し、お客様に完成させていただくスタイルを採用しています」(「山形プリン」店長・佐藤さん)

ツヤツヤ輝く卵黄をくずし、カラメルソースをかけてほおばった瞬間、この生プリンは初めて完成する。口の中で卵黄の濃厚なコク、プリンのあっさり感、カラメルソースの香ばしい風味が一体となるのだ。見た目、食べ方、味わい、すべてにおいてフレッシュ、フレッシュ、フレッシュ~!

「山形プリン」

山形プリン 住所:山形県上山市葉山4-33 電話:023-665-1955 営業時間:9:00~17:30(L.O17:00) 定休日:火曜 https://yamagata-purin.com/

【賞味期限30分・東京】黒真珠のように美しく希少なわらび餅

「廚 otona くろぎ」の蕨もち 2400円

「廚 otona くろぎ」の蕨もち 2400円

元々は日本料理店として誕生した「くろぎ」。本店で出されていたコースのスイーツを和菓子専門店として出すべくオープンしたのが、「廚 otona くろぎ」だ。

ここの名物といえば、プルンと弾むような食感の後、あっという間に溶けてしまう、夕焼けのように情緒的なわらび餅。舌触りやのどごし、ほのかな甘みまで通常のわらび餅とまったく異なることから、「ここでしか味わえないおいしさ!」とスイーツ通から太鼓判を捺されている。

それもそのはず、でんぷんで作られているわらび餅が多い中で、わらび根からわずかしかとれない希少な「黒本わらび粉」を贅沢に100%使用しているのだ。ピークを過ぎると特徴的な舌触り、のどごし、甘みのすべてが損なわれることから、賞味期限は30分! 「作り置きはしません!」と、オーダーを受けてから黒本わらび粉、水、少量の黒蜜のみで練り上げる。

「本店の日本料理店と同じように、できたての甘味をお楽しみいただきたいという思いから、賞味期限のある和菓子をご提供しております。本わらび粉をその場で練り上げますので、ぜひともできたてのタイミングで、わらび粉本来の香り、食感をお楽しみいただきたいと思います」((株)KUROGI 広報・清藤さん)

氷水にとってあるので、それをプルンと摘み上げ、きなこか黒蜜をつけて味わう。「これまで食べてきたわらび餅は何だったのだろうか…」と思えるほど、別格のおいしさに感動すら覚えるはず!

「廚 otona くろぎ」

廚 otona くろぎ 住所:東京都台東区上野3-24-6 パルコヤ1F 電話:03-6284-2796 営業時間:10:00~20:00(L.O19:00)、金・土~24:00(L.O23:00) 不定休 http://kurogi.co.jp/

【賞味期限58秒・千葉】湯気が出ている間が賞味期限! の、ぬれせんべい

「柏屋米菓手焼本舗」のゆげたち 1080円(10枚入り)

「柏屋米菓手焼本舗」のゆげたち 1080円(10枚入り)

銚子市にある「柏屋米菓手焼本舗」は、ぬれせんべい発祥のお店。

こちらのぬれせん、実は、ただのせんべいではない。そう。日持ちするイメージのあるせんべいなのにも関わらず、賞味期限が設けられているのだ。

千葉県産コシヒカリ100%のうるち米を使用し、備長炭で焼き上げた香ばしいせんべいを、醤油に浸してすぐに食べる「ゆげたち」の賞味期限は、たったの58秒(!)。

その名の通り、せんべいから湯気が出ている58秒の間に食べなければ、食感はすぐに変化し、普通のせんべいのように堅くなってしまう。“バリバリ×モチモチ”がちょうどいい頃合いを堪能するには、58秒がタイムリミットなのだ。

「元々はお得意様に店頭での待ち時間に、店主からのお礼の気持ちとして謹呈していたのですが、お客様から“販売してほしい”というラブコールを多数いただき、商品化に至りました。賞味期限が58秒ということで、提供された瞬間に食べなくてはならない商品です。ただのネタではなく、時間が経つにつれて、せんべいの歯ごたえやぬれ具合が変わってきます。店頭でしか味わえない、食感の変化を楽しんでいただけたらと思います」(「柏屋米菓手焼本舗」3代目職人 横山さん)

ぬれせんは10枚単位で売られている。つまりそれは、1人で10枚を58秒以内に食べなければならないということ! それはいくら早食いの人でも(おそらく)不可能…なので、家族や友人と一緒に訪れてシェアするのがおすすめ。

「柏屋米菓手焼本舗」

柏屋米菓手焼本舗 住所:千葉県銚子市港町1758 電話:0479-22-0480 営業時間:9:00~18:00(日没まで) 不定休 http://www.choshikanko.com/extra/kashiwaya/

【賞味期限5分・石川】ふわっと溶けてなくなる、世にも不思議なプリン

「かがの湯ぷりん」の泡泡泡ぷりん 540円

「かがの湯ぷりん」の泡泡泡ぷりん 540円

加賀温泉郷にあるプリン専門店「かがの湯ぷりん」は、店頭に風呂桶や手ぬぐいが飾られるなど、温泉宿の雰囲気が感じられるスポット。ショーケースには、九谷野菜や加賀棒茶など、地元・加賀市の食材を使ったプリンが揃う。

中でも注目なのが、日本初の泡風呂をイメージした「泡ぷりん」。見た目だけでなく、食感も 泡を再現した結果、口に入れるとシュワッと消えてなくなる、不思議な食感に仕上がっている。

エスプーマで仕立てたカスタード風味の泡は、すぐにしぼんでしまうことから、賞味期限はなんと5分! 舌の上でシュワッと溶けて、すぐに消えてしまうはかなさは、まさに“泡”のようだ。

「加賀市は加賀温泉郷といわれるほど有名な温泉地。観光で加賀市に来られた方に湯文化を満喫しながら、食でも温泉を体験してもらうにはどうしたら良いかを試行錯誤し、加賀市の食材にこだわったプリン専門店をオープンさせました。泡風呂や湯の華などからイメージしてできたのが、この泡ぷりんです。かがの湯ぷりんが旅の思い出のひとつになればうれしいという願いを込めて、ひとつひとつ愛情をこめて手作りしています」(「かがの湯ぷりん」店長・鴨出さん)

加賀の人たち情熱が交わり完成した逸品。だからこそ食感ははかなくとも、おいしさはずっと記憶にきざまれ続けるはず。

「かがの湯ぷりん」

かがの湯ぷりん 住所:石川県加賀市小菅波町1-55 電話:0761-76-5001 営業時間:10:00~16:00、土日祝~17:00 不定休 https://kaganoyupudding.com

【賞味期限5分・名古屋】ショートケーキの上を行く、デセールの口溶け

「vegetable cafe & seafood bar saien」の季節のショートケーキ 748円

「vegetable cafe & seafood bar saien」 季節のショートケーキ 748円

ショートケーキといえば、スタイリッシュな三角形のフォルムに、赤いイチゴが鎮座するスタイルが王道中の王道。そんな既成概念をいい意味でくつがえすショートケーキが、名古屋にあるのはご存じだろうか?

名古屋城下にある金シャチ横丁内にあるカフェ「vegetable cafe & seafood bar saien」。金のシャチホコをイメージした金箔ソフトクリームが看板商品だが、人気を二分するのが真っ白なヴェールに包まれた“賞味期限5分”のショートケーキだ。

賞味期限が“ショート”な秘密は、いちばんおいしい状態を5分しか維持できない軽~い口当たりの生クリームを使っているから。泡立て加減にこだわり抜くため、ふわふわ綿雪のような口溶けが特徴だ。

「自慢の生クリームを使ったショートケーキを提供したところ、お客さんが手をつける前に崩れてしまったことがあったんです。お客さんに“早く食べなきゃ”と思わせるため、賞味期限を設けました。その結果、提供後すぐに召し上がっていただけるようになったんです。まれに5分間あえて手をつけずに放置し、本当に崩れるかを確かめられるお客様もいらっしゃいますけど(笑)」(「vegetable cafe & seafood bar saien」店長・武藤さん)

なるほど、企業努力が5分というショートタイムにつながったわけだ。肝心なお味は…というと、きめ細やかなスポンジとふわふわの生クリームが、口の中で同時に溶けていくように計算されている。いちばんおいしい状態を味わいたいなら、撮影タイムも“ショート”に切り上げるべし!

「vegetable cafe & seafood bar saien」

vegetable cafe & seafood bar saien 住所:愛知県名古屋市中区二の丸1-3 金シャチ横丁 宗春ゾーン 電話:052-212-8553 営業時間:10:30~22:30(日・~20:00) 無休

【賞味期限10分・京都】メレンゲのサクサクが命! な幻のモンブラン

「菓子工房&Sweets Café KYOTO KEIZO」の10分モンブラン 880円

「菓子工房&Sweets Café KYOTO KEIZO」の10分モンブラン 880円

中庭を備える町家を改装したレトロな店内で、スイーツや洋食が堪能できるこちら。

いちばん人気のモンブランは、なんと賞味期限は提供されてからたったの10分間! 工房併設のカフェだからこそ成しえる逸品なのだ。

賞味期限が10分なのは、低温で3時間焼き上げたメレンゲを忍ばせているから。「ケーキも食事と同様、作り立てのおいしいうちに食べてもらいたい」という思いから、注文を受けてから併設の菓子工房で作ってくれる徹底ぶりだ。

その証拠に、フォークを入れたときのサクサク感、噛みしめたときの軽さ、軽快な音、ふわっと広がる風味は、これまでのモンブランでは体感したことがない…と言っても過言ではないほど。

「せっかくお店に足を運んでいただけるのなら、ここでしか食べられないものを提供したい、そんな思いから生まれました。時間が経つとメレンゲ部分が水分を吸ってサクサク感が損なわれるので、“まさに賞味期限10分やなぁ”とスタッフ間で盛り上がったのがきっかけで、『10分モンブラン』というネーミングに」(「菓子工房&Sweets Cafe KYOTO KEIZO」広報担当・山口さん)

なお、10分経つと触感が変化し、風味もどことなく濃くなるため、まるで違うケーキみたいだそう。不思議ではかない、ミステリアスなモンブランだからこそ、鮮度の高いうちに胃袋へ!

「菓子工房&Sweets Café KYOTO KEIZO」

菓子工房&Sweets Café KYOTO KEIZO 住所:京都府京都市中京区御供町293 電話:075-821-0303 営業時間:10:30~18:30(L.O18:00) 定休日:月曜(祝日の場合は翌日休) https://kyoto-keizo.com/

【賞味期限1分・大阪】はかないほどにフワフワ、シュワシュワなスフレ

「FUN SPACE DINER」のびっぐなスフレ 1980円

空間プロデューサーのカフェオーナー自身によりデザインされたFUN SPACEで、“賞味期限1分”のスフレが食べられる人気カフェ。

自慢のスフレケーキは、デンマーク産高級クリームチーズを使い、焼き立てフワフワの状態で提供する新感覚のデザート。「メレンゲの立ち具合、生地との混ぜ具合など、すべてがうまくいかないと理想のフワフワ感にならないんです」と、すべてのプロセスにおいて職人技がキラリと光る。

オーダーを受けてから焼き上げて20~30分。サーブされてから生地がしぼんでしまうまでの時間がわずか1分。調理時間よりも賞味期限のほうが短い点に「なんてはかなくて奥ゆかしいスイーツなんだろう!」と淡いときめきが感じられる。

口に入れた瞬間、フワッシュワッと溶けてなくなるのに対し、濃厚なクリームチーズの味わいはしっかりと残るのも魅力だ。

写真の「びっぐなスフレ」は、なんとふつうのスフレ3個分! 3段重ねのスフレのてっぺんにはたっぷりのホイップクリームが。8種類のソース、3種類のアイスクリームと一緒に、みんなでシェアして食べるのがおすすめだ。

「ウエディングパーティーの需要が多く、それにちなんだスイーツを開発できないかと試行錯誤していました。もともと小さいサイズのスフレは提供していたので、それをウエディングケーキのように重ねたらおもしろいと思って。びっぐなスフレなら、おいしさもはかなさも通常のスフレの3倍です」(「FUN SPACE DINER」店長 前田さん)

想像以上にフワフワで、時間が経つにつれて傾きが激しくなるので、フォトジェニックな姿をおさめるなら撮影は手際よく…がお約束。見た目も、食べ方も、食感も“FUN”なパンケーキだ。

「FUN SPACE DINER なんば店」

FUN SPACE DINER なんば店 住所:大阪府大阪市浪速区日本橋西1-3-26 電話:06-6568-9739 営業時間:11:00~15:00 (料理L.O14:00 ドリンクL.O14:00) 18:00~23:00 (料理L.O22:00 ドリンクL.O22:00) 不定休 https://funspacediner.owst.jp/

【賞味期限10分・鳥取】卵のおいしさを最大限に生かしたパンケーキ

「大江ノ郷自然牧場」の大江ノ郷パンケーキ 770円

「大江ノ郷自然牧場」の大江ノ郷パンケーキ 770円

鳥取県の豊かな自然を背景に、見て、食べて、体験する「農」と「食」のナチュラルリゾート「大江ノ郷自然牧場」。併設のカフェでは、1個100円(!)の平飼い卵「天美卵」を使った無添加スイーツが味わえる。

こちらの看板メニューといえば、自慢の卵、鳥取県産の牛乳や生クリーム、国産小麦を使用し、注文を受けてから一枚ずつ丁寧に焼き上げる「大江ノ郷パンケーキ」。ベイキングパウダーなど添加物を一切使わず、天美卵のメレンゲの力だけで厚さ2~3センチに膨らませているというから驚きだ。

「当牧場のカフェ『ココガーデン』では以前から、プリン、たまごソフト、シフォンケーキなど、卵を使った冷たいスイーツを提供していました。次は卵を使った温かいスイーツに挑戦したいと考え、パンケーキの販売が決定。商品開発担当者が全国のパンケーキ店を研究しましたが、天美卵のおいしさを引き出せるレシピに出会えず、自分たちでつくり上げたのがきっかけです。その後、口コミで評判となり、今では年間32万人以上のお客様にご来店いただいています」(「大江ノ郷自然牧場」広報室 ・高木さん)

メレンゲの力だけで膨らんでいるから、賞味期限は10分。ベイキングパウダーを使わないので粉っぽさはなく、シュワ~ッと口の中でとろける。消えた後もずっと続く、濃厚な卵の余韻もおいしさの秘密だ。

「大江ノ郷自然牧場」

大江ノ郷自然牧場 住所:鳥取県八頭郡八頭町橋本877 電話:0570-077-505(9:00~19:00) 営業時間:10:00~18:00(L.O17:30) 無休 https://www.oenosato.com/

 

賞味期限が短いということは、作る側のいちばんおいしいタイミングで食べてほしいという意思表示。見目麗しいスイーツがサーブされると、ついパシャパシャ撮影会をはじめてしまいがちだが、ときにはおいしいときめきを“記録”ではなく“記憶”に残してみては?

  • 取材・文櫻井千佳

    日頃はファッション、ビューティー関係の広告を中心に記事を執筆する編集・ライター・プランナー。その実態は、朝から肉料理を完食するほか、百貨店の精肉売り場の全国ブランド牛をひと通り制覇するほどの“肉食女子”。焼肉の好きな部位はイチボ、ミスジ、ハネシタ。

Photo Gallary20

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