いい人そうに見えて、税金を払っていなかった!徳井義実の素顔

透けてみえる「世間にバレなければ何をやってもいい」という発想

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記者会見で徳井義実は、「ルーズだった」という言葉を何度も繰り返し、自らの無申告の悪質性を必死に否定した

そもそも税金を払うつもりがまったくなかったのだろう。

吉本興業所属のお笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実(44)の個人会社『チューリップ』が、東京国税局から7年間で約1億2000万円の申告漏れと所得隠しを指摘されたスキャンダルは、今も激震が続いている。

「想像を絶するルーズさ」

徳井はそう言い訳したが、40代の大人が記者会見を開いて言うことではない。徳井を知る芸人はこう明かす。

「都合が良すぎて笑ってしまいました。徳井はバイクが趣味で、仲間とツーリングするときは自分が音頭を取ってスケジュールを調整し、計画を立てていたんですよ。自宅では猫を2匹飼っていて、キャットウォークを手作りしていたし、部屋の中にカメラを付けて外からでも猫を見守れるようにしていたんです。マメとしか言いようがないでしょう(笑)」

徳井は’09年に個人会社を設立した当初から無申告を繰り返し、’16年5月頃には税務署に銀行預金を差し押さえられていた。挙げ句に私的な旅行代や洋服代を経費として計上していたのだから呆れる。

その一方で、ハーレーダビッドソンや高級外車を乗り回し、今年2月には世田谷区内の高級マンションをキャッシュで購入している。この物件は自宅兼事務所として借りていたマンションの別棟にある部屋。3LDK・120㎡の広さで、価格は2億円弱だったと思われる。徳井は独身生活を満喫していたのだ。

「(税金の計算は)俺の仕事じゃないだろ」

徳井は問題発覚後、芸人仲間にそう漏らしていたという。だったら、なぜ税理士と密に連絡をとっていなかったのか。理解に苦しむことだらけだ。元国税局査察部職員で、税理士の浅地文雄氏が語る。

「今のところ国税側は、悪質な犯罪性はないと判断していますが、徳井さんに関する新たな情報が入手できれば、それに基づいて、故意性や不正所得が認められる可能性も否定できません。特段の後発事情があれば、国税局は再調査ができるんです。また、どうしても許せないという世論がさらに大きくなれば、国税側が刑事告発することもありうると思います」

ジャーナリストの大谷昭宏氏は、こう指摘する。

「所属タレントが毎年ちゃんと納税しているかを確認するのは、興行会社としては当たり前のことです。徳井には個人会社があるから関係ないというなら、所属として扱うべきではない。根本的にそこを考え直さないと、反社会勢力との交際が取り沙汰された闇営業問題から何も学んでいないことになります。型破りな芸人という存在は認めますが、税金の申告漏れが、芸に生きることはないでしょう」

吉本興業は官民ファンドのクールジャパン機構から100億円の出資を受けて、教育事業に参入している。地域活性化を目的に大阪市と包括連携協定も結んでいる。単なるお笑いの会社ではない。所属芸人が国民の義務を果たしていなかったのだ。徳井本人と同じくらい、吉本の企業としての責任は重い。

徳井義実が個人事務所兼自宅を借りていた東京・世田谷区内の高級マンション。このマンションの別棟の1部屋を、徳井は今年2月に購入していた
独身貴族の徳井義実は気ままに合コン三昧(本誌’15年11月27日号)。そんなヒマがあるなら確定申告をすべきだった

『FRIDAY』2019年11月15日号より

  • 撮影加藤 慶(会見)、島 颯太(マンション)、川上孝夫

Photo Gallary3

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