また巨額税金が チュート徳井の影響で恒例イベントは“吉本隠し” | FRIDAYデジタル

また巨額税金が チュート徳井の影響で恒例イベントは“吉本隠し”

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徳井の”所得隠し”問題が、吉本に暗い影を落としているようだ…(‘18年)
徳井の”所得隠し”問題が、吉本に暗い影を落としているようだ…(‘18年)

 

11月4日に大阪のメインストリート“御堂筋”を通行止めにし、パレードやライブなどのイベントを大々的に開催した「御堂筋ランウェイ」。松井一郎大阪市長と吉村大阪府知事の肝いりイベントで、国内外に大阪をアピールするのが狙いだ。

毎年恒例となっており、今年は松井市長が司会の今田耕司の隣でボケまくり、吉本興業の騒動をいじり倒すという展開となった。

「今田さんには闇営業で来てもらった。宮迫さんを呼ぼうと思ってたんですが……」
「ダウンタウンは去年万博誘致で来てたのに、万博が決まった途端に今年は来なかった。来年は絶対来てもらいたい。あと来年は徳井さんも来てもらいます。納税だけちゃんとしてもろうて」

すると今田も困り果て、「岡本社長がまた頭抱えますわ」とぼやくと松井市長が「録音するなよ」と岡本社長までいじったのだ。

楽しい雰囲気で幕を閉じたように見えるが、このイベントには吉本関係者の苦悩が見え隠れしている。

「吉本所属の人気芸人“ミキ”や“木村祐一”の『京都市ステマツイート問題』やチュートリアル徳井義実の『巨額申告漏れ問題』もあり、“税金”に関する話題に対し今、吉本全体がピリピリしている。ただでさえ、闇営業騒動などの不祥事が続く中、吉本が政府案件や地方自治体案件を大量に受注していることで税金が流れていることが、問題視されてきているんです」(スポーツ紙記者)

そんな騒動続きの中、今回の「御堂筋ランウェイ」も細心の注意が払われたという。

「結局このイベントは例年通り吉本が受注しています。ただ世間体もあるので、リリースには吉本の文字は一切出てきません。“御堂筋パーティー実行委員会事務局”という名前が窓口になっているのですが、実際は数億円の予算を握り、仕切っているのは吉本です。なるべく“吉本臭”を消すためにゲストには窪塚洋介や東京スカパラダイスオーケストラなどを呼び、パレードにピカチュウやディズニーのキャラクターなどを呼ぶなど配慮した。しかしよくリリースを見ると“当日の連絡先”として吉本興業の社員と携帯番号が書かれている。この人物こそが”大阪案件”を一手に担っているいわば“ズブズブの人物”ですよ」(同・スポーツ紙記者)

しかし、世間からのバッシングを恐れているのは受注した吉本サイドだけだという。

「発注元の大阪府・市サイドは全く悪びれることもなく“来年はダウンタウンをまた呼ぶ”だの“徳井も呼ぶ”だの、大阪府民の血税を我が物顔でジャブジャブと使おうとしている。これほどの大金が吉本に流れると、府民から“あまりに親密すぎるのでは”という声が出てきても不思議はないですよ」(芸能プロ関係者)

しかも、吉本への金の流れはタレントの出演料だけではない。

「現場にいるオフィシャルカメラクルーや映像の編集も吉本が請け負っています。最近はその映像をデータ化して全国の番組にURLを送りダウンロードしてもらう。テープを納品する手間もなくなりました。そして翌日の様々な番組で放送してもらう。発注する大阪サイドとしても合理的なんでしょうね」(テレビ局関係者)

どれほど血税が自由にジャブジャブと使われようが、松井市長が代表を務める「日本維新の会」は大阪では圧倒的な人気。維新が安泰なら吉本も安泰という構図が完成しているようだ。

 

  • PHOTO西原 秀

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