キャリアウーマンらしさが光る「雅子さま流マタニティ・スーツ」

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那須にご静養に向かわれる浩宮さまと雅子さま(2001年5月28日)

愛子さまを妊娠中は、おなかが目立たない「雅子さま流マタニティ・スーツ」をご着用

元外交官のキャリアを活かして、各国首脳とも通訳なしで会話を楽しまれる雅子さま。その姿は、国民にとっては頼もしい限りである。

キャリアウーマンの片鱗は、雅子さまのファッションにも表れている。ご結婚当初からはっきりした色遣いのシャープなラインのスーツを好んでお召しになっているのだ。それがまた雅子さまにはよく似合われる。

雅子さまは、愛子さまを妊娠している間もスーツスタイルを守り通した。

普通、妊娠5カ月を過ぎておなかが目立ってくるとゆったりしたマタニティ・ドレスを着ることが多い。かつて紀子さまも妊娠中には、ロマンチックなドレスをお召しだった。

「ロング丈のジャケット」でおなかをすっぽり包むのが雅子さま流 

しかし、雅子さまはご自分のスタンスを崩さなかった。

個性的な「雅子さま流マタニティ・スーツ」をご着用されたのだ。「雅子さま流マタニティ・スーツ」の特徴は、ロング丈のジャケットでおなかもお尻もすっぽり覆ってしまうこと。まさにキャリアウーマンならではの発想だ。

妊娠6カ月の内着帯(ないちゃくたい 一般の帯祝いに近い儀式)をすませ、5月に那須へご静養に出かけられたときの装いは、濃紺のパンツスーツに丈の長いジャケット。おなかが少し丸くなられた程度で、背が高いこともあってかおなかは目立たない。

6月にはベージュのキュロット・スカートにスポーティな丈長のジャケットをお召しで、この時もおなかはほとんど目立たなかった。

8月に再び那須にご静養に出かけられたときには、白と紺のチェック柄で、ウエストを緩く絞ったハーフコートをお召しになっていた。

再び那須にご静養に。ロング丈のジャケットは、すっきりとしてお腹が目立たない(2001年8月3日)

あわせは鍵ホックで止められるタイプである。ボタンではなく、鍵ホックにしたのは、やや大きめになられたおなかのあたりの調整を自由にする工夫とお見受けした。ウエストの絞りをやや上に持ってきているので、おなかがほとんど目立たない。

濃紺のワンピースに白い縁取りの共色のバッグ。お靴はつま先がコンビのローヒール。このコーディネイトは、雅子さまお得意の配色である。

9月には、東京・文京区の「トッパンホール一周年記念 ヤーノシュ・シュタルケル演奏会」に浩宮さま(今の天皇陛下)とご出席された。

この日の雅子さまは、横から拝見するとすっかりマタニティなご体形になられていた。ウエストをゆったりとされたトルコブルーのツーピースに、黒のローヒール。8カ月のおなかは、お子さまの順調なご成育ぶりと雅子さまのご体調の良さを物語っていた。

2001年12月1日午後2時43分、雅子さまは宮内庁病院で無事愛子さまをご出産された。身長49.6センチメートル、体重3102グラムの元気な赤ちゃんだった。

ついに雅子さまはいわゆるマタニティ・ドレスを人前に見せることはなかったのである。

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  • 渡邉みどり(皇室ジャーナリスト)構成高木香織

Photo Gallary17

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