フィギュア界の異端児・宇野昌磨 コーチをつけずに戦い抜く決意

グランプリシリーズで惨敗を喫した宇野昌磨。敗因は精神的な支えになるコーチの不在だ

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ショートプログラムで演技する宇野。ジャンプの転倒が響き4位。フリーでも盛り返すことはできなかった

「僕の弱さを一緒になって取り除いてくれるコーチを付けたほうがいいのかな」

フィギュア界の異端児が涙を見せた。

11月2日、グランプリシリーズ(GS)第3戦フランス杯男子フリーで、宇野昌磨(21)が8位と惨敗を喫した。彼が本領を発揮できなかった理由は、今年6月、15年間師事してきた山田満知子、樋口美穂子両コーチの元を離れ、メインコーチ不在のまま大会に臨んだからだという。

「長所も短所も理解してくれていたコーチがいなくなって精神的な不安を感じ、リズムが崩れてしまったのでしょう」(フィギュア女子元日本代表・渡部絵美氏)

フィギュア選手にとって、メインコーチは技術面も精神面も支えてくれる、必要不可欠な存在だ。自身もコーチを務める日本フィギュアスケーティングインストラクター協会副理事長の大西勝敬氏は、コーチの重要性についてこう語る。

「コーチは選手の精神的な拠(よ)り所。過去にはアメリカの選手がコーチの元を離れてすぐ、目に見えて成績が下がったことがあった。それくらいコーチは選手の調子を大きく左右する存在なのです」

それでも「我が道」を行く宇野はしばらくコーチを付けずに一人で戦っていくという。今日開幕のGS第5戦ロシア杯で、真価が試される。

フリーから一夜明けた11月3日、記者の質問に答える宇野。「爽やかな気持ち。早く練習したい」と語った

『FRIDAY』2019年11月22日号より

  • 写真時事通信社

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