松坂大輔が14年ぶり西武へ 移籍を決めた“身体検査と監督就任”

まだ正式オファーも出ていないのに「西武移籍決定的」と報じられた松坂大輔。報道の裏には西武との駆け引きや本人の思惑があった。交渉の舞台裏を明かす

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現在は米国で家族とともに過ごしている松坂大輔。近々、西武の渡辺久信GMが渡米し移籍への最期の交渉に入る

「継続調査はしています。航空券は発注していないんだけど、(松坂のいる)米国に行きたいなと思っているんだよ」

11月12日、大阪市内で行われていたプロ野球12球団合同トライアウト後、西武の渡辺久信GMは中日を退団した松坂大輔(39)の獲得に動いていることを初めて認めた。松坂が西武移籍となれば14年ぶりの復帰になる。

「渡辺GMは以前から『貢献者の面倒をみるのがスジ』と話し、工藤公康や松井稼頭央らのスター選手にも花道を用意してきました。松坂は西武時代にエースとして活躍し、8年間で108勝をあげた大功労者。メジャーに移籍した際には、60億円もの移籍金をもたらしています。ただ今季未勝利に終わったことを考えれば、球団は活躍を期待していません。集客力が、多少アップしてくれればイイと計算しているくらい。松坂が本拠地のメットライフドームで何度か先発のマウンドに立てば、大勢のお客さんを呼べるでしょうから」(スポーツ紙記者)

不思議なのは正式オファーがまだにもかかわらず、各スポーツ紙は『移籍決定的』と報じていること。ウラには、松坂の“身体検査”があったようだ。

「西武とつき合いの深い在京のスポーツ紙が『決定的』と報じる根拠は、ライオンズ上層部のお墨付きがあるからです。背番号はメッツ時代の『16』が有力など、内容も具体的。すぐに『移籍』と書かないのは、ファンからデキレースと思われることを嫌ったためでしょう。松坂が10月に中日を退団した時点で、水面下ではオファーが出ていたようです。ただ障害もありました。’05年に経営権が堤義明氏から『みずほグループ』の後藤高志氏に移行し、西武は12球団一コンプライアンスが厳しい球団になった。今回の移籍に関し、松坂の入団時に不正なカネの流れがなかったかなど細かく調べられたようです。各紙へ移籍話の『GOサイン』が出たのは、松坂が“身体検査”に合格した証拠でしょう」(球団関係者)

西武に復帰しても、待遇は良いとはいえなさそうだ。

「功労者に花道を用意するだけですが、年俸は大幅に下がるでしょう。今季の8000万円から1000万円台に急落。良くてインセンティブがつくぐらいです。金額に関しては本人も多くを要求していません。ただ松坂は球界のレジェンド。引退後の監督就任など、西武は将来的なことも約束するようです」(同前)

渡辺GMは近々渡米し、米国にいる松坂とツメの交渉を開始。来季40歳となる“平成の怪物”は、古巣で最後の花を咲かせようとしている。

  • 写真時事通信社

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