嵐・二宮の電撃婚に影響を与えた木村拓哉とTOKIO城島のデキ婚
国民的人気アイドル「嵐」の二宮和也と元フリーアナウンサー・Iさんの“電撃婚”の波紋は広がるばかりだ。
総じて言われているのが「なぜこのタイミング?」ということ。一部スポーツ紙では今月に入り、SNS解禁や天皇陛下即位式典での奉祝曲歌唱などの重要な仕事を終え、ひと区切りがついたことを挙げているが、それだけが理由とは思えない。
一部でIアナの妊娠説も浮上しているが、ジャニーズ事務所は完全否定。名物広報担当者の口ぶりからも、嘘をついているようには感じられなかったという。
となると、疑問はさらに深まる。結婚ならば、せめて嵐が活動を休止したあとの‘21年でもいいのではないか。
「ひと言で言えば『それでは遅い』ということ。昨秋には一部女性誌でIさんが都内の有名病院で妊活に励んでいるという記事が出ましたが、彼女が子供を欲しがっているのは事実です。それは年齢的な部分もあるでしょう」(芸能プロ関係者)
ならば“デキ婚”はどうか。マスコミの間では国民的アイドルが結婚するには「デキ婚で強行突破するしかない」という先入観もあり、どんなに事務所が否定しようが、Iアナの妊娠説はいまだにくすぶり続けている。
だが、二宮の性格を考えると、その可能性は極めて低い。ヒントなるのは今年9月にタレントの菊池梨紗とデキ婚した「TOKIO」城島茂と、二宮同様、工藤静香という“姉さん女房”をもらった元SMAPの木村拓哉の存在だ。
城島は記者会見を開き、菊池とのなれそめを報告。笑いも起きる幸せ会見となったが、城島は妊娠→結婚だったことに自ら触れ「順番が違って申し訳ない」と何度も頭を下げていた。取材したスポーツ紙記者が語る。
「詫びた相手は報道陣ではなく、自分のファンに対してだと思います。城島さんの年齢やグループ内の立ち位置を考えると、大半のファンは祝福ムードだと思いますが、中には幻滅した人もいる。ファンにとってデキ婚というのはそれだけショッキングなことなのです」
木村の時もハレーションは凄まじかった。‘00年に結婚を公表した時点で、妻の工藤静香は妊娠中。ファン心理は難しいもので、怒りの矛先は木村ではなく、工藤に向けられた。
代弁するならば「うまいことやりやがって!」だろうか。‘16年に勃発したSMAPの解散騒動を経て、今や工藤はインスタグラムに投稿するたびにアンチから攻撃される“炎上女王”になってしまった。
「Iさんもこれまでの“匂わせ”騒動から、熱心な二宮ファンから目の敵にされている。仮にデキ婚ならば罵詈雑言が浴びせられ、平穏な日常生活を送ることもままならないほど追い込まれていただろう。言い方は悪いが、二宮さんは木村さんや城島さんを反面教師にして、まずは結婚、そのあと子作りという選択をしたのだと思います。すべてはIさんを守るためでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
木村と二宮は昨年8月公開の映画『検察側の罪人』で初共演。以来、プライベートでも交流を続けており、日刊スポーツによると二宮が木村家を訪問し「結婚について相談したこともある」という。“しくじり先生”ばりに「俺みたいになるな」とレクチャーでも受けたのだろうか。
二宮は過去に雑誌で交際相手について次のように語っていた。
「一般的に評判がよくないコがいたとしても、オレと合うなら問題ないって思うほう。誰とつき合おうと、2人だけの関係だしさ。世間の評価は関係ないよ」
まさにそれを実践したのが今回の電撃婚。マスコミは「何か裏があるのでは?」と探りがちだが、実際はただただ“純愛”を貫いただけなのかもしれない。
撮影:蓮尾真司