朝ドラで話題の羽野晶紀が 上沼恵美子 路線で再ブレイクの兆し | FRIDAYデジタル

朝ドラで話題の羽野晶紀が 上沼恵美子 路線で再ブレイクの兆し

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羽野と元彌、夫婦そろって買い物を楽しんでいた。仲はとても良いようだ(’19年5月)
羽野と元彌、夫婦そろって買い物を楽しんでいた。仲はとても良いようだ(’19年5月)

先日、『女性自身』(光文社/11月19日号)にこんな記事が出た。

《羽野晶紀 夫・元彌が「恐 束縛指令」「美容師も医師も男は厳禁!」》

内容は、夫の和泉元彌の異常な嫉妬癖によって、女優で妻の羽野晶紀の行動が制限されているというもの。例を挙げると、

・携帯電話のパスワード変更禁止
・羽野が握ったおにぎりを元彌以外の男性が食べるのを禁止
・男性の美容師や医師の指名禁止

などといった、“束縛指令”が出ているというのだ。

羽野は最近まで、NHK朝ドラ『スカーレット』の大阪編に出演していた。大阪編の舞台はヒロインが女中として働く賄い付きの下宿『荒木荘』。住人は個性あふれる面々で、その中でも特に注目を浴びたのが『荒木荘』の女主人で下着メーカー『荒木商事』の社長・荒木さだだった。

荒木を演じた羽野は28年ぶり、2度目の朝ドラ出演。ネイティブな関西弁のセリフで軽妙な演技を見せる羽野のファンは増えているようだ。ネットでは、

《晶紀ちゃんかわいい~。しゃべり方も声も》
《こんなに演技がうまい人だとは思っていませんでした。愛嬌もあるし、いい女優です》

などと、絶賛する声があがっている。

人気沸騰の羽野だったのだが、残念なことに大阪編が終わり、登場するシーンはなくなってしまった。再登場を望む声が多く、軽い“羽野ロス”が起きている状態だ。

羽野といえば、今では“和泉元彌の妻”として知られているが、関東圏では馴染みの薄かった女優である。

だが、関西では若いころからよく知られていて、それこそアイドル並みの人気を誇っていたのだ。

「『現代用語の基礎体力』(読売テレビ)という、関西ローカルで深夜に放送されていた伝説のコント番組があったのですが、その中のコーナーで羽野さんは毎回、袴姿で日傘をさして、おかしな替え歌を歌いながら登場するんです。それがバカ受けしましてね。可愛らしかったということもあって、ファンは多かった」(在阪テレビ局プロデューサー)

さらに笑福亭鶴瓶や古田新太、桂文枝など関西のベテランたちに薫陶を受け、トークとアドリブを鍛え上げた羽野。学生のころから『劇団☆新感線』に参加し、女優としての演技力を磨いた。加えてシングル曲やアルバムも出していて、バラエティーも歌もこなせるマルチタレントであることがわかる。

‘02年1月、妊娠を機に元彌と結婚。元彌は当時、さまざまな騒動が尾を引いて世間からのバッシングが多かったこともあり、結婚を祝福しない羽野ファンも多かった。結婚後は芸能活動を休止していたが、’07年に大手芸能事務所に移籍して、芸能界に復帰した。

今回、朝ドラでの羽野の演技を見て、あることに気づいたというのは芸能プロ関係者だ。

「羽野さんも50歳を超えました。可愛らしさは今でも変わっていないのですが、関西のオバちゃんらしさが出てきました。演技と言ってしまえば、それまでなんですが、朝ドラでの彼女を見ていると、しぐさやしゃべり方があの人を彷彿させるときがあるんですよ。関西のオバちゃんの代表である上沼恵美子さんです」

もともと上沼は実の姉とコンビを組んでいた漫才師だった。その実力は誰もが認めるところで、笑いのセンスもトークも当代一と言っても過言じゃない。

そんな上沼には及ばないだろうが、羽野も若いころからバラエティーで鍛えられている。“笑い”の要素は充分に持ち備えていると言っていいだろう。

そして上沼と羽野には、ほかにも共通点があると芸能レポーターは指摘する。

「それまでもトラブル続きだった元彌さんは結婚後もスキャンダルが続いた。結婚直後の’02年に能楽協会から除名。‘05年には2年半の間に駐車違反の出頭要請を6回受けたにもかかわらず応じなかったとして逮捕されました。翌’06年には過去5年間で2億円以上の申告漏れがあったとする所得漏れを指摘されています。姑との関係も悪化していると言われ、一時は別居報道が出たこともありました。しかし、離婚はしませんでした。テレビで彼や姑について悪口を言うことがあっても、根底には“家族愛”があるのだと思いますよ」

実は、姑や夫の悪口をギャグに変えて笑いを取るのは、上沼の得意技。彼女が司会を務める番組では必ず飛び出す。それは、多くの主婦の思いを代弁していることに他ならない。だが、その裏には家族に対する深い愛情を感じることができる。だから、上沼はオバちゃんたちの共感を得ているのだ。

羽野の人気が急上昇しているウラには、そんな“上沼化”がひと役買っていると言えるのではないだろうか……。

  • 撮影川上孝夫

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