元KARA・ハラさん “自殺”前投稿の真意と日本で活躍への批判

日本でも人気が高かった元KARAのメンバー、ク・ハラさんが亡くなった。背景にはネット上での強烈なバッシングと親友の自殺、そして日本での活躍に反感を持つ韓国人ファンの心理があった

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’11年、日本での冠番組『URAKARA』(テレビ東京系)のロケで商店街に現れたKARA。こちらを向いているのが右からスンヨン、ハラ、ニコル、ジヨン

「実は亡くなる前日にインスタグラムで『こんにちは』という短い投稿をあげていましたが、ハラさんはスグに削除しているんです。すでに命を絶つことを決意していたんだと思います。韓国語で『こんにちは』を表す『アンニョン』という言葉は、『さようなら』も意味しますから。ファンへのメッセージだったのでしょう」(韓国芸能プロ関係者)

元ガールズグループ「KARA」のク・ハラさん(28)が、亡くなったことが判明した。冒頭で紹介した投稿を見たマネージャーが心配し、何度も連絡を試みたがつながらず、11月24日にソウル市江南区のハラさんの自宅に急行。すでに息をせず、倒れているのを発見した。自宅からは遺書のようなモノも見つかっている。

「心労が募っての自殺と思われます。最近のインスタグラムには、こんな投稿が目立っていました。『たった一つの言葉で人を殺すこともできる』『幸せなふり、大丈夫なふり、もうやめにしたい……』と。彼女は幼い頃に両親が離婚しています。育ててくれた祖母も’11年1月に亡くなり、支えになる存在がいなかった。マネージャーもハラさんの精神的な落ち込みを気にかけ、イベント後の記者会見などでは記者からの質問を取りやめるなどの配慮をしていました」(韓国紙記者)

ハラさんを追い詰めたのが、ネット上の猛バッシングだと言われる。

「キッカケは昨年9月に発覚した、元交際相手の美容師との暴力問題です。当初は別れ話から暴行を受けわいせつな動画を流すと脅迫されるなど、ハラさんが被害者という立場でした。しかし元交際相手も『ハラから暴行を受けていた』と反論。法廷闘争に発展すると、ネットは『自分だけ被害者ぶって』『炎上商法』と彼女への悪意ある書き込みで溢れました。韓国のバッシングの激烈さは、日本の比ではありません。日本ではコメントを書き込めるネット媒体は『ヤフーニュース』ぐらいですが、韓国では新聞でも雑誌でもほぼすべての媒体に書き込みができるんです」(同前)

バッシングを受けたハラさんは、今年5月に自宅で自殺未遂を図り意識不明の重体となった。このときは幸いスグに回復。6月からは拠点を日本に移し活動したが、このことで更なるバッシングを受けた。

「韓国のネットが『親日家の犬』と、ハラさんを叩き始めたんです。日韓関係が悪化し始めた時期だったため、日本で活躍するハラさんに悪意を持った人が多く、また炎上した。新曲や4都市で行われた日本ツアーの売り上げが振るわなかったことも、ハラさんを精神的に追い詰めた一因でしょう。決定打となったのが、今年10月に親友・歌手ソルリさんが自殺したことです。彼女もハラさん同様、ネットで被害にあっていました。ソルリさんはフェミニストで『ブラジャーは私たち女性を締めつけるモノ』と、ノーブラで身体を鍛える姿などをアップ。カレシとの交際写真も堂々と載せていました。そうした態度が反感を買ったんです。彼女の死に接し、ハラさんは『ソルリに会いたい。ソルリのもとに今すぐ行きたい』と号泣したとか。ハラさんの死の原因は、『ウェルテル効果』(有名人の自殺が伝染すること)ではないかとも言われています」

ハラさんの死はソルリさんの自殺から、わずか41日後のことだった。

撮影の合間においしそうに焼きイモを頬張る(左)ジヨンとハラ。ジヨンの後ろにはスンヨンの姿も(’11年)
当時、メンバーの契約問題でグループが分裂するのではと報じられたばかり。ロケ現場は超厳戒態勢だった(’11年)
よほど美味しかったのか、顔を見合わせて微笑みあうジヨンとハラ。周囲にはファンが多数おり、女性たちから歓声が上がっていた(’11年)
午前中はニコルだけが撮影をしていたが、午後からはメンバー5人がそろった。野次馬は大はしゃぎだった(’11年)
韓国から来日するたびに、空港には大勢のファンらが詰めかけて騒然となっていた。左から、ニコル、ギュリ、ハラ(’11年)
ギュリ(左)とハラは、分裂騒動の際も事務所に残ると言っていた2人。隣り合って歩くことが多く、仲が良かった(’11年)
デビュー後、KARAでの役割は「クールなお嬢様」担当ということで売り出していた。しかし根は明るく、率先してメンバーを笑わせていた(’11年)
その整ったビジュアルから、「韓国の安室奈美恵」と呼ばれることもあった(’11年)
紅白歌合戦に出演した際のリハーサルに臨んだハラ。隣にいた芦田愛菜のことを後ろから抱きしめたり話しかけたりと、可愛がっている姿が印象的だった(’11年)
  • 撮影西圭介(ロケ)、鬼怒川毅(空港)

Photo Gallary10

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