眞子さまに“小室質問”をした丸山穂高は次期衆院選でも安泰のワケ | FRIDAYデジタル

眞子さまに“小室質問”をした丸山穂高は次期衆院選でも安泰のワケ

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眞子さまへの”小室さん質問”で国会を騒がす丸山穂高議員
眞子さまへの”小室さん質問”で国会を騒がす丸山穂高議員

「一刻も早く議員を辞めて下さい」「この税金泥棒!」

罵詈雑言が向けられるのは「NHKから国民を守る党」の副党首・丸山穂高衆院議員だ。

丸山議員と言えば、‘19年5月に酒に酔った状態で北方領土を戦争で取り返すことの是非を元島民に質問。宿舎に戻るや「女を買いに行く」「おっぱい、おっぱい」と大騒ぎしていたことで大ヒンシュクを買った。

この時点ですでに国会議員としての資質に疑問があるのだが、あろうことか10月29日に皇居で催された天皇陛下の即位を祝う「饗宴(きょうえん)の儀」でも酒に酔って“やらかしていた”ことが報じられた。

丸山氏は小室圭さんとの結婚問題で揺れる眞子さまに対し、

「(小室さんが)アメリカで、お寂しいですね」

とありえない質問を投げかけた。その様子を見た同僚議員が制止し、眞子さまの元から引き離したという。

当の本人は“ブッコミ質問”を認めた上で、「お話をさせていただいたが不敬にあたることは一切していない」と説明。そればかりか「誰かに止められて、話をやめたというのは一切ない。全くもって名誉毀損だ」「私を制止したという議員に謝罪と発言の撤回を求める。それがなければ法的措置を考える」と猛反発している。

案の定、ネットでは大炎上。フジテレビ系「とくダネ!」の小倉智昭は、

「こんなに失礼なことを、饗宴の儀という席で聞くものですかね」

と苦言を呈し、TBS系「グッとラック!」の若林有子アナは、

「あんまり親しくない人に、自分の交際関係のことをいきなり聞かれるって、デリカシーがないなって思うのが普通」

と切り捨てた。泥酔していた・してないの話ではなく、各国要人が集う場でKY発言する人間性が疑われているのだ。

「宮内庁職員も立腹していましたよ。そもそも丸山氏クラスが気軽に話しかけられる相手ではない。『SNSでネタになる』という軽いノリで眞子さまに近づいたとしか思えない」(皇室担当記者)

そんなことなどお構いなしに、丸山氏はツイッターを更新。グラスビールの写真をアップし、

「問題提起で飲みます~笑。税金の政党交付金がこんな飲み代すら使える現制度。このままで本当ええんですかねー?」

とつぶやいてみたり、記者団向けの会見ではMDMA所持で逮捕された沢尻エリカ容疑者を意識して「別に…」と言えなかったことを悔いるなど、挑発的な言動を繰り返している。

だが、次の衆院選で落ちれば“ただの人”――。

丸山氏のふるまいは残り少ない議員生活における最後の悪あがき、開き直りのようにも映る。しかし、実際には次期総選挙で丸山氏が再び議員として選出される可能性が高いというのだ。

「前回‘17年の衆院選では維新の党公認で大阪19区から出馬し、6万6712票を獲得してトップ当選しましたが、一連の醜聞で評価はガタ落ち。もう2度と選挙区での当選は無理でしょう。となると、比例立候補ということになる。N国は今年7月21日に投開票された参院選の比例区で98万7885票を得て、1議席を獲得。その後の“N国旋風”からして、現在も7月の参院選と同等、それ以上の支持があると考えられます」(政界関係者)

党首の立花孝志氏は丸山氏を自党に引き入れる際、次期衆院選挙でN国からの比例出馬を打診。前出の政界関係者が語る。

「丸山氏は立花氏自ら直々にスカウト。その際『比例名簿1位にする』と“密約”を結んでいるという情報がある」

比例名簿1位だからといって当選する保証はないが、立花氏は「近畿や東京ブロックでは議席を獲得できる」と豪語している。

「気になるのは立花氏の動向。参院議員になってわずか三か月足らずで辞職し、その後は地方の首長選に出馬しまくっている。本気で受かろうしているようには見えず、地方都市へのN国浸透が狙い。すべては次期衆院選を見据えてのことでしょう。参院選以上の強烈なインパクトを残す可能性がある」(同・政界関係者)

そこで、N国の党首である立花氏に、丸山氏との比例名簿1位にするという“密約”について電話で取材すると、

「それは、丸山本人が断っているんですよ。選挙のときに考えるというので、衆院選については約束していない。なので、丸山さんのための比例の席は確保していないんです。美味しい席を用意したり、本人が欲しいというのは無いんです。でも、新庄(剛・元プロ野球選手)さんが入ったし、これに堀江(貴文・実業家)さんが出て、青汁王子(三崎優太氏)が出たら全国で5%くらい獲れますから。全体的に得票率が上がれば丸山さんも当然、当選できるということです」

と、丸山議員再選への自信をのぞかせていた。

“丸山劇場”はいつまで続くことになるのだろうか――。

 

  • 撮影鬼怒川毅

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