ロンブー淳がYouTube開始 亮の復帰だけじゃない本当の目的

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妻と買い物をする田村淳。亮の復帰を全面的にバックアップするという(’15年)

お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が12月2日、ツイッターを更新した。闇営業問題で活動を自粛している相方・田村亮と新会社「株式会社 LONDONBOOTS」を11月11日に設立していたことを発表。驚きの声が上がっている。

「ツイッターの中で、淳は闇営業問題に端を発した一連の騒動について改めて謝罪。相方・亮と何度も話し合いを重ねた上で『再び芸能活動をしたい』と言う本人の意思を受けて会社設立に至った模様です。芸能ジャーナリストの中西正男氏によると7月20日の会見後、亮の気持ちのアップダウンが激しくなり、淳に促され病院で診察を受けると『適応障害』と診断され、リフレッシュも兼ねて屋久島を一人で旅していたことも明らかになりました」(ワイドショー関係者)

ロンブー亮は現在、高齢者が詐欺被害にあわないように、週2、3回ボランティアで啓蒙活動を行っているようだが、芸能界復帰への道筋はこれで見えてくるのか。

「共に会見を開いた雨上がり決死隊の宮迫博之も先月、明石家さんま主催の激励会が行われ、テレビ関係者も大勢駆けつけました。ただ宮迫の場合、高級ホテルで行われた大掛かりなパーティーだっただけに疑問視する声も出ていました。それに比べ相方のサポートのもと、地道に復帰を目指す亮の方が好意的な意見も多く、復帰は早いのでは」(テレビ局関係者)

さらに新会社設立と共にYou Tubeチャンネル「LONBOOch(ロンブーチャンネル)」を開設。12月3日には、ロンブー淳自身のインスタグラムの中で活動自粛中の相方・亮と互いに満面の笑みを浮かべるツーショット写真を公開。そこに綴られた文章の中で、「いつの日か一緒にやりたいなぁと思ってYouTubeのチャンネルも開設しました!」と報告している。

2人は、”YouTubeからテレビへ“という芸能界復帰へのシナリオを描いているのか。しかし、そうとも言い切れない節がある。

新会社は吉本興業からの独立ではなく、吉本興業とは、専属エージェント契約を結び、淳が社長に就任。あくまで「相方・亮と吉本興業をつなぐための会社」と明言する淳だが、そこに疑問を挟む声がある。

「淳は、宮迫と亮の会見が行われた3日前に、音楽グループ『レペゼン地球』のリーダーDJ社長とYouTubeで対談。その際、今の自分の立ち位置について『司会業は、交通整理ばかりだから退屈。メチャメチャ過激なことをやり続ける人になっていたらよかった』と発言。さらに、今のテレビ界について『必要以上にコンプライアンス重視。テレビは内側から壊せない』と苦言を呈し、『自分もメディアを持ちたい』『(事務所には)お世話になっているから、すぐやめるとかはない。でも、いずれは独立したい』『You Tuberになる』と本音を漏らす一幕がありました」(放送作家)

確かに、若手芸人の間からも、DJ社長たちYouTuberの何にも囚われない変幻自在な活躍を目の当たりにして、「このままでいいのか」「やりたいことをやって羨ましい」といった声が聞こえる。テレビと言う媒体自体が”古典芸能”となりつつある今、淳たちもこの閉塞感を突き破りたい、という衝動に駆られても不思議ではあるまい。

「ロンブークラスのお笑いタレントが、テレビではできないような”お面白い企画”を考えてアマゾンプライムやNETFLIXに持ち込み、それを大ヒットさせたら無理をしてテレビに出る必要もなくなる。そういった“立ち位置”に居てテレビに出ることで、コンプライアンスにがんじがらめになっているテレビを外から壊す。それが淳の最終的な目的なのかもしれませんね」(前出・放送作家)

今年の6月、ラジオ番組「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」(文化放送)に、人気YouTuber・水溜りボンドがゲスト出演。その際淳は、YouTubeの魅力について「タレントとしてテレビ・ラジオに出演していれば、不本意な切り取られ方をすることもある」とした上で、

「2人は自分たちが編集を行うため、”演者”が本当に面白いと思ったことをストレートに発信できる」「演者と編集を同時にやる能力が、これからのタレントに求められる」

と発言。タレント自身が、セルフプロデュースする必要性を訴えている。

「12月に入って淳は早速、旅企画『予算1000万円でキャンピングカーを買う』を投稿。この企画では、淳がハンドルを握って富士五湖・本栖湖キャンプ場を目指して後輩芸人と行き当たりバッタリの旅に出る。これには『漢のロマンですね』といった賞賛の声と共に『チャンネル開設後の2本目からいきなりお金をかけたすごい動画、来たー!』『あかん、ほんまに一般人がYouTubeやる意味なくなってきた』といったコメントも。淳クラスのタレントが企画力と人脈を駆使して、予算をかけコンテンツを作り出したら、地上波もうかうかしていられないでしょうね」(前出・放送作家)

闇営業問題から端を発した一連の騒動。淳たちの行動は”古典芸能”となりつつあるテレビ界の時計の針を大きく前に進めるきっかけになるかもしれない。

  • 島右近(放送作家・映像プロデューサー)

    バラエティ、報道、スポーツ番組など幅広いジャンルで番組制作に携わる。女子アナ、アイドル、テレビ業界系の書籍も企画出版、多数。ドキュメンタリー番組に携わるうちに歴史に興味を抱き、近年『家康は関ケ原で死んでいた』(竹書房新社)を上梓

  • PHOTO島 颯太

Photo Gallary1

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