ビートたけし テレビ局を出るだけで関係者はピリピリムード
目撃!ハリコミ24〈天王洲 18時45分〉
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師走に入ったばかりの夕方、真っ白なロールスロイス・ファントムが都内のスタジオに入っていった。しばらくすると運転手が後部座席扉の前に直立不動で〝主(あるじ)〟を待ち始めた。それから数分後、エントランスが慌ただしくなると、スーツ姿のテレビ局関係者と思しき男性陣が花道を作る。ビルから現れたのは、ビートたけし(72)である。
このほど新たに個人事務所に採用されたばかりの運転手に丁重にエスコートされると、過剰なまでの丁寧な見送りで局を後にしたのであった。
「この日は冠番組である『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)の収録だったのでしょう。以前に比べてさらに、各局での緊張感がハンパでないんですよ。〝粗相〟がないようにと皆ピリピリしているようです。まさに〝取り扱い注意〟状態なのです」(キー局ディレクター)
思えば今年も話題に事欠かなかったたけし。令和に入るや糟糠(そうこう)の妻との離婚、所属事務所が元運転手からパワハラ等で1000万円の損害賠償を求めて提訴されるなど何かと世間をザワつかせていた。〝殿のご乱心〟はとどまることがないようだ。


『FRIDAY』2019年12月27日号より
撮影:山田宏次郎