鳥谷に移籍先浮上、藤浪は武豊のジム 阪神“崖っぷち選手”のオフ

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今年1月の写真。阪神・藤浪晋太郎は母校・大阪桐蔭で自主トレ。球場外の坂道で走り込みを繰り返した

1年目から3年連続フタ桁勝利投手がまさかの未勝利、元チームリーダーはプロ入り後初の0本塁打……。今季虎ファンから高い期待を寄せられながら、結果を残せなかった“崖っぷち選手”がいる。代表格は、藤浪晋太郎(25)と鳥谷敬(38)だろう。彼らは、どんなオフを過ごしているのだろうか。2人の現状を追った――。

「悔しいシーズンでしたが、プロは結果の世界。取り返すために、オフもしっかり練習に取り組みます」

12月6日に球団事務所で行われた契約更改(推定2100万円減の6300万円)後、藤浪は報道陣に悔しそうな表情を見せた。ここ数年は、制球難から四球を連発し成績が下降。今季はプロ入り後、初めて未勝利に終わったのだ。

「藤浪は相当焦っています。来季もダメならトレード要員になる。制球難を克服するために、さまざまなチャレンジをしています。秋季キャンプでは山本昌・臨時コーチの指導で、スリークウォーター気味のフォームをオーバースローに修正。チェンジアップの習得にも励みました。12月に入ると沖縄で行われた、米国の最先端技術を駆使する『ドライブライン・ベースボール』の講習に、50万円ほど自腹を払って参加。全身に48個のマーカーをつけ、全力投球を行ったんです。詳細な動作解析により、理想のフォームがわかるとか。藤浪は『今後も継続していきたい』と、手ごたえを掴んだようです」(スポーツ紙記者)

藤浪が取り組んでいるのは、これだけではない。今後は阪神の二軍施設がある鳴尾浜(兵庫県)で自主トレをしながら、騎手の武豊がプロデュースする京都市内のジムにも通う予定だという。

「武豊のジムでは、理学療法士の指導のもとヨガを実践します。身体の可動域を広げるのが目的だそうです。ただ、周囲は『いろいろなコトに手を広げ過ぎではないか』と不安を感じている。矢野耀大監督も『新しいことに挑戦するより、フタ桁勝利をあげた新人時代に原点回帰してもらえばイイんだが』と語っているんです」(球団関係者)

さらに厳しい状況にあるのが鳥谷だ。阪神を退団後、いまだに移籍先が決まらない(12月22日現在)。

「大阪市内のジムで黙々と練習を続けています。DeNAを退団後どこのチームにも属さなかった中村紀洋のように、長期スパンでオファーを待つ覚悟のようです」(同前)

二塁に有力選手のいないDeNAが鳥谷を獲得すると噂されたが、具体的な動きは見られない。だが、ここに来て移籍先の大本命が急浮上した。

「同じショートを守る強打者で、鳥谷が大学時代から尊敬する井口資仁監督率いるロッテです。井口監督も鳥谷を『まだ十分働ける』と評価しています。ただ今季のロッテはFAで楽天の美馬学やソフトバンクの福田秀平を獲得し、資金的にこれ以上の補強はできないと思われていました。それが12月19日に、涌井秀章を金銭トレードで楽天に放出することを緊急発表(金額非公開)。井口監督が鳥谷獲得のために、資金を浮かせたとも言われているんです」(前出・記者)

これまで阪神を支えてきた投打のスターが、もがきながら新たな道を模索している。

  • 写真時事通信社

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