人気沸騰 渋野日向子が「嫉妬とイジメ」につぶされない理由
女子プロゴルフ界では今までも多くの才能が消えていったが……
|スポーツ
「ある女子の有名トッププロは、渋野の全英女子オープンの優勝について、『あれはまぐれ』と公言していました。女子プロゴルフの世界に嫉妬はつきものです。’19年に一気にスターになった渋野がその対象になることは当たり前だと思います」(女子ゴルフツアー関係者)
シブコこと渋野日向子(21)は、オフシーズンもイベントにテレビにと引っ張りダコで多忙な日々を送っている。
その一方で、ゴルフ界で心配されているのは、彼女が他の選手たちからのやっかみによって潰(つぶ)されてしまわないかだという。前出のツアー関係者が言う。
「かつて宮里藍が華々しくプロデビューした際、嫌がらせを受けたことは有名な話です。彼女が愛用する傘の骨がすべて折られていたこともありました。美女ゴルファーとメディアで騒がれたりすると〝イジメ〟を受けることがあると言います。挨拶しても無視されたり、悪口が書かれた紙がロッカーに貼られたり、グリーン上でラインを踏まれたり……。ナイーブな選手はそれでプレーに集中できなくなってしまうんです」
だが、強靭なメンタルを誇る渋野には心配無用の声が強い。
「彼女は極端なAB型と言うべきか、驚くほどマイペースなんです。仲の良い選手はいますが、基本的には一匹オオカミで群れることはせず、周囲の雑音はまったく気にしない。いまは東京五輪で金メダルという目標を達成することに集中していますよ」(ゴルフ誌記者)
ライバルの嫉妬は怖いが、シブコならそれを撥ね飛ばしてくれるはずだ。


『FRIDAY』2020年1月3日号より
撮影:小松寛之