水谷豊『相棒』に異変 「20年劇場版で見納め」と囁かれる理由 | FRIDAYデジタル

水谷豊『相棒』に異変 「20年劇場版で見納め」と囁かれる理由

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自らが監督を務めた映画の舞台挨拶をする水谷。長期間拘束される『相棒』が重荷になっているのか…(‘19年)
自らが監督を務めた映画の舞台挨拶をする水谷。長期間拘束される『相棒』が重荷になっているのか…(‘19年)

10月9日に新シリーズが始まった人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)に“異変”がささやかれている。

13年連続で15%台の平均視聴率をキープし、今クールも初回から16・7%と好発進。ところが、12月11日の第9話は14・0%、18日の第10話も14・6%と“大台”を割り始めた(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

「杉下右京に扮する主演の水谷豊さんは『平均で15%を切ったらドラマをやめる』とスタッフに漏らしているんです。水谷さんは現場で『天皇』とか『御大』などと呼ばれていますが、プライドだけでなくプロ意識も高い。平均で15%台を割るようなことがあれば、本気で主演を降りると思います」(制作スタッフ)

年明けには‘06年より毎年放送されてきた元日スペシャルが放送される。相棒ファンとしては水谷の体力と気力が続く限りドラマを続けて欲しいところだが……。

「テレ朝としてもドル箱の『相棒』を終わらせたくありません。トップの早川洋会長の奥様が大ファンということもあり、局としてもまだまだドラマを続けて欲しい意向です。水谷さんとしてもその期待に応えたいところでしょう。ただ、水谷さんは、‘17年に映画『TAP-THE LAST SHOW-』で初監督を務めてからは映画製作に情熱を燃やしています。残念ながら、これまで手掛けた2作品はいずれもヒットに恵まれませんでした。67歳という年齢を考えても、映画に全力を傾けたいのが本音。ところが、『相棒』は放送期間が半年にわたるため、どうしても時間的な制約が生じてしまいます。水谷さんは責任感が人一倍強く、スタッフや共演者、テレ朝のことも考えてシーズン18まで主演を続けてきましたが、いよいよ“決断”の時が迫っているように感じます」(テレ朝関係者)

実は、今回の新シリーズのスタート前にちょっとしたトラブルがあったという。
テレ朝と東映は‘20年公開予定の『相棒 劇場版5』を水面下で準備してきたが、その計画が大幅に遅れている。新シリーズと元旦スペシャルの撮影が、劇場版の制作スケジュールに影響しているというのだ。

「シーズン18の収録が終わったら、そのまま急いで映画の撮影に入ることになりそうです。ただ、そうなると水谷さんは来年4月まで『相棒』のために拘束される可能性が高くなる。彼がやりたい映画製作のための時間はますます減ってしまう悪循環です」(映画関係者)

“相棒”が替わりながらも、テレビ朝日の看板ドラマとして定着したが、視聴率と水谷のモチベーション次第では、20年公開の劇場版が「相棒」の見納めになってしまうかもしれない。

 

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