【写真100枚永久保存版】天皇陛下即位パレード「祝賀御列の儀」
天皇陛下の即位を祝う「祝賀御列の儀」が、秋晴れの2019年11月10日(日)午後に行われた。観衆11万9000人が沿道に駆けつけて一大イベントを目撃した。在京テレビ局6局の視聴率も合計で45.5%と、テレビをつけていた家庭の9割以上が歴史的行事に集中したという。
「FRIDAY」デジタルでは「永久保存版」として11人のカメラマンが撮った全100枚の写真で感動の即位パレードの模様を振り返る。
━━━━━━━━━━━━━━
燕尾服姿の天皇陛下と白いドレス姿の雅子皇后はオープンカーに乗り、午後3時ごろに皇居を出発した。皇居から赤坂御所までのおよそ4.6㎞の道のりを進んでいった。
車列は平均時速9㎞程度でゆっくりと走行、早足で追いつけるぐらいの超スローで運転されていた。警備には全国から配備された2万6000人があたり、沿道に数メートル間隔で並び不審者に目を光らせる。パレードの前後には警備犬も出動した。
沿道から降り注ぐ歓声に笑顔で手を振り応えていた雅子皇后。観衆の列が途切れた一瞬に、そっと、ハンカチで涙を拭った――。カメラは、その感激のシーンを捉えている。
雅子皇后が涙を拭った直後、オープンカーは大歓声の青山通りへと抜けていった。とくに大観衆が集まった場所だ。
ここでも、沿道から「雅子さま〜!」「おめでとうございます!」と大きな声がかかる。
そして、両陛下を乗せたオープンカーは、約30分かけて目的地の赤坂御所へと入って行った。
━━━━━━━━━━━━━━
2019年5月1日に新天皇が即位し、新元号「令和」が始まった。天皇陛下と雅子皇后は10月22日の「即位の礼」や、ご覧いただく「祝歴賀御列の儀」(11月10日)に臨まれ、その後も伊勢、奈良、京都などに赴いて神々に報告され、約半年にも及んだ様々な儀式を終えられた。
そして迎える令和2年が、天皇皇后両陛下、そして国民にとって良き一年であることを祈念したい。
《即位パレード 完全保存版》
▼写真をクリックすると「ギャラリー」仕様になり、さらに見やすくなります。▼