悠仁親王、愛子内親王 次世代を担うふたりの「天皇候補」進学先
女性天皇か、従来通りの男系男子か…若き皇族たちはどんな進路を選ぶのか
雅子皇后の誕生により、女性天皇を肯定する世論が醸成されたのかもしれない。皇室ジャーナリスト・神田秀一氏が言う。
「もしかすると愛子さま(18)が将来天皇になる道が開かれるのでは……私はそんな空気を感じます。愛子さまは、おそらく学習院大学に進み、文学部で歴史を専攻する可能性が高いでしょう。女性天皇についての議論が進む時期は、ご本人が成人になる前の大学在学中だと考えられます。帝王学を学ばれることになれば、お父様同様に学習院大から英国の大学などへ留学となるのではないでしょうか」
一方、従来どおり男系男子の皇統を継ぐ悠仁(ひさひと)親王(13)は、現在中学1年生。だがお茶の水女子大附属は男子のための高校はなく、2年後の進路が注目される。
「これまで学習院を避けてきた秋篠宮家が、悠仁さまを学習院に進ませるとは思えません。そこで取り沙汰されているのが、父の秋篠宮さまが現在も講義をし、叔父の川嶋舟(しゅう)氏が准教授の職にある東京農業大学の附属高です。悠仁さま自身も生物に興味があり、進路としては最適と言われています」(宮内庁担当デスク)
次世代を担う若き皇族たちの成長は早い。皇室の在り方について議論を先延ばしする時間は、もう残されていないのだ。

『FRIDAY』2020年1月10・17日号より
写真:JMPA 時事通信