公私混同批判・森田健作千葉県知事 本日も県議会で居眠り
呆れた実態がどんどん明るみに。4期目の出馬は諦め芸能界復帰に乗り気?
12月20日の13時過ぎ、千葉県議会の審議中に、睡魔に襲われコクリコクリと船をこぐ男が一人――。災害発生中の公私混同が批判されている森田健作知事(70)だ。台風15号が千葉県を直撃した翌日、森田氏は公用車で自身の別荘に「私的視察」と称して戻っていた。
「公務に向き合う姿勢が批判されているにもかかわらず、議会で居眠りとは、即刻知事を辞任するべきでしょう。台風の被害が続くなか、別荘に戻っていただけではなく、ラジオの収録でスタジオを訪れたり、都内で散髪をしたりと呆れた実態がどんどん明るみに出ている。記者会見では平身低頭していましたが、やったことは給与の3ヵ月分と年末のボーナスをそれぞれ10%減額しただけ。口だけということがよくわかります。これでは千葉県民は誰も納得しないでしょう」(政治アナリストの伊藤惇夫氏)
こんな有り様で、今後も知事が続けられるのか。本誌は議会閉会後、森田氏を直撃。次に災害が起こったら、適切に対処できるのかと尋ねたが、一瞬こちらを見ただけで何も語らずに足早に去っていった。
「森田知事は、今回の件で4期目の出馬を泣く泣くあきらめたそうです。そこで浮上しているのが、芸能界復帰プラン。所属するサンミュージックの相澤正久社長が太鼓判を押しているらしく、本人も乗り気です。キャスターや映画監督をやってみたいとノリノリで話しているとか。その一方で、県議からは『そんなに東京が好きなら、さっさと辞めて帰れよ』と陰口を叩かれています」(森田氏の後援会関係者)
森田氏の任期満了は’21年の4月。残りの仕事は適当に済まそうと考えているなら、手痛いしっぺ返しを食らうだろう。



『FRIDAY』2020年1月10・17日号より
撮影:鬼怒川 毅