最低視聴率の紅白歌合戦で、嵐のラストイヤーにかかるプレッシャー | FRIDAYデジタル

最低視聴率の紅白歌合戦で、嵐のラストイヤーにかかるプレッシャー

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’19年11月3日、『嵐』はツイッターなど5つのSNSを始めることと、同日に発売されたデジタルシングルを含む65楽曲を定額配信することを発表
’19年11月3日、『嵐』はツイッターなど5つのSNSを始めることと、同日に発売されたデジタルシングルを含む65楽曲を定額配信することを発表

‘19年大晦日に行われたNHK紅白歌合戦。記念すべき70回目にもかかわらず、後半に行われた2部が37・3%と過去最低の視聴率を記録してしまった。

「昨年はテレビ初出場となった米津玄師や最後に歌ったサザンオールスターズが松任谷由実と共演するなど目新しい演出があり、2年ぶりに2部は視聴率40%を超えることができました。今回は念願の初出場となった竹内まりやさんや世界的ロックバンドKISSとYOSHIKIさんのコラボなど、局内としてはさらに視聴率アップを期待していたんです。それだけに、この結果はかなり辛いですね……」(NHK関係者)

日本中を感動で包んだラグビー日本代表選手も多数出演。歌手以外にも様々な演出が行われたが、令和初の紅白は視聴者には響かなかったようだ。

「ネット上では“代わり映えしない”“まとまりが無かった”など、厳しい声が上がっていました。確かに司会だけ見ても、ウッチャンナンチャンの内村光良が3年連続総合司会ですし、白組司会の櫻井翔も2年連続ですからね」(スポーツ紙記者)

そんな結果に最も敏感に反応しているのが、毎年多くのグループを出演させているジャニーズ事務所だ。実に白組21枠の内、約4分の1となる5枠を抑えている。

「‘19年に亡くなったジャニー喜多川氏の追悼企画では、1月22日にCDデビューするSixTONES(ストーンズ)とSnow Man(スノーマン)がJr.のメンバーを引き連れてパフォーマンスを披露。2年連続で大トリを任された嵐は、出番以外にもVTRながら、米津玄師とのコラボ曲『カイト』を披露。視聴者にとっては、出場枠以上にジャニーズ色を強く感じた紅白でしたね」(女性誌記者)

それだけに、今回の視聴率低下はジャニーズにとって穏やかではないだろう。特に2020年いっぱいで活動を休止する嵐にとっては、プレッシャーがかかることになりそうだ。

「今年1年間は、海外を含めたコンサートやテレビ出演、ネットTVのドキュメント番組など、嵐はフル稼働することになるでしょう。何らかの形で東京オリンピックにも関わるのではとも言われています。つまり、休止前のラストイヤーは、彼らにとっては伝説になるような1年にしなくてはならないんです。まさにその最後を飾るのが紅白歌合戦となるわけですよ」(音楽関係者)

その後に行われるジャニーズのカウントダウンコンサートが最後になる可能性もあるが、多くの国民にとっては紅白が嵐の“最後の雄姿”になることは間違いないだろう。

「‘20年の紅白は間違いなく“嵐のための紅白”になるでしょう。過去10年間で9年も白組の司会をするなど、番組への貢献度も半端ないですからね。もちろん、ジャニーズからの出演者も昨年以上に増えるハズ。それで、前回の視聴率を下回ってしまったら、それこそ彼らのラストイヤーに泥を塗ってしまう。関係者は今から頭を抱えていますよ」(同・音楽関係者)

今回の紅白でも、歌手別では嵐がトップの視聴率を獲得している。ラストイヤーで彼らはNHKの救世主となることができるのだろうか。それとも……。

  • 撮影蓮尾真司

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