小泉進次郎は不倫報道で針のむしろ 無言貫く滝クリの“不気味”さ | FRIDAYデジタル

小泉進次郎は不倫報道で針のむしろ 無言貫く滝クリの“不気味”さ

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不倫だけでなく、ホテルの宿泊代を政治資金で支払っていたことまで報じられ、小泉議員のイメージは急降下してしまった
不倫だけでなく、ホテルの宿泊代を政治資金で支払っていたことまで報じられ、小泉議員のイメージは急降下してしまった

「年も改まった。もう去年のことは忘れよう」。そんなことを口にする日本人は多い。年末に『週刊文春』が報じた小泉進次郎議員のスキャンダルも新年を迎えた今、話題にも上がらなくなっている。

年末に大きなニュースが飛び込んだこともあり、すっかり陰に隠れてしまった感があるのも確かだ。除夜の鐘ではないが、小泉議員にとっては『ゴーン』様々と言ったところか。小泉議員はホッと胸をなでおろしているかもしれない。

だが安心してばかりはいられないようだ。

『文春』によると、同誌は‘15年に小泉議員と復興庁の元職員とのホテル密会をスクープしているが、そのときに宿泊したホテル代が小泉議員の政治資金収支報告書に記載され、宿泊費として計上されているという。さらに同じ年の夏に同議員は不倫関係にある人妻の実業家と軽井沢で密会。そのときのホテル代の領収書も同議員が代表を務める資金管理団体『泉進会』の収支報告書に添付されているというのだ。

つまり小泉議員は女性との密会で使ったホテル代を政治資金で支払っていたということだ。

同誌は、そのほかに実態が不明瞭な“幽霊企業”に選挙ポスター等を発注し、費用として数千万円が支払われていたことや、選挙のたびに数千万円単位の政治資金が消えていることを報じている。

「セクシー発言」を始めとするトンチンカンな言動で“ポエム大臣”などと揶揄され、すっかり株を下げてしまった印象がある小泉議員だが、それでもこれまではハッキリ黒星となるものはなかったと言えよう。やんわり“しょうもない奴”くらいの評価だったが、今回の報道で“疑惑の国会議員”の仲間入りを果たし、風当たりも強くなると思われる。

同議員は、報道を受けて、

「個人の事柄と政治資金の事柄があると思うが、個人の事柄については、私からお話しすることはありません」

と答えている。逆風が吹いたとしても、すぐに政治生命に危機が訪れることはなさそうだ。

だが、「彼の“ファン”は確実に減る」と語るのは一般紙政治部記者。

「小泉議員の人気は女性有権者に支えられていました。特に中年層が多いです。彼女たちは彼の政治家としての手腕を評価して応援しているわけではないでしょう。氷川きよしや羽生結弦のファンと同じような感覚だと思います。ですから女性スキャンダルが発覚すると敬遠しちゃうんですね。ファンにとっては、政治資金の問題よりも不倫をしていたことのほうがショックですから」

艶聞とは無縁の好青年のイメージを抱かれていた小泉議員だけに、たとえ過去の話であっても人妻との不倫はイメージダウンにつながる。しかもホテル代を政治資金で払っていたことから、それまで彼には当てはまらないと思われていた“せこい”イメージが加わった。
“しょうもない奴”から“とんでもない奴”にグレードアップか。

そこで気になるのは新妻・滝川クリステルが今回の報道をどう感じているかだ。歌舞伎役者やお笑い芸人など、これまで不倫騒動を起こした芸能人の妻たちの中には、ウイットに富んだコメントを出して夫をカバー、騒動を乗り切った例もあるが、さすがに滝クリが「女遊びも政治の肥やしです」とは言わないだろうし、笑いに変えられる話ではない。

それどころか夫婦関係の悪化も懸念される。

「滝クリが困惑しているという記事が出ていましたが、今回の報道は‘15年の話。進次郎さんとの交際が始まる前のことです。とはいえ不倫であり、相手の女性が滝クリの友人でしたから、まったくショックを受けていないというのはあり得ない。ただ、その件に関しては一言も口にしていないと聞きました。友人知人も何も聞いていないみたいです。それがかえって不気味ですが、彼女の意地でしょうね。プライドが高いことで知られていますから、政治家の妻となった以上、そんなことでジタバタするのは恥ずかしいと思っているのかもしれません。ですから今回の件が原因での離婚はないでしょう」(テレビ局関係者)

だが、小泉議員は針のムシロ状態だろう。妻に頭が上がらない状態になったのは想像がつく。

元々、彼は滝クリに、いわゆる政治家の妻としての働きを求めていなかったのだが、今後、何か起きても妻がバックアップしてくれる可能性は低い。

小泉議員にとって2020年は、はまさに『内憂外患』のスタートとなりそうだ。

 

  • 佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • 撮影鬼怒川毅

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