元グリーンベレーが協力 カルロス・ゴーン被告 大胆不敵な逃走劇

麻布→品川駅→新幹線→関西空港→トルコ→レバノン…すべての足取りを追った!

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昨年3月、妻・キャロル氏と帰宅するゴーン被告。4月以降は接触禁止だった。特捜部は1月7日、偽証の疑いで妻の逮捕状も取った

カルロス・ゴーン被告と10年来の友人で、レバノン人コンサルタントのイマド・アジャミ氏が言う。

「ゴーン氏は海外へ出国し、自分で自分を弁護する道を選んだ。その計画を実行に移すためには、支援するグループが必要です。私がゴーン氏に近い人物から聞いた話では、そのうちの二人は元グリーンベレーの米国人と、警備会社に勤めるレバノン人でした」

ゴーン被告の遁走ルートが明らかになってきた。12月29日午後に住居を出たゴーン被告は、六本木のホテルでこの二人と落ち合い、新幹線で新大阪に向かった。関西国際空港からプライベートジェット(PJ)で脱出するためだった。

「PJ専用のゲートがある空港は日本に成田と羽田、関空だけ。このうち、成田は23時以降の出発が制限されている。羽田はPJの発着場所が人目に付きやすい。関空は深夜なら誰にも見られずに搭乗できるため、選ばれたのでしょう。

ゴーン被告はいったん関空に近いホテルにチェックインし、音響機器を入れる大きなケースに身を隠したようです。実際、大人が膝を曲げれば入れるサイズの箱が運び込まれています。出国の際はPJの機長がリクエストしないと、荷物が検査されることはありません。入国のときは、密輸などのおそれもあるため厳しくチェックしますが、出国のときは緩い。その盲点を突かれた」(関空関係者)

レバノンには翌7時に到着。世紀の「大脱走」はたった24時間で終わった。

『FRIDAY』2020年1月24日号より

  • 撮影結束武郎(1枚目) 蓮尾真司(制限住居)写真アフロ ロイター 産経新聞社

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