マレーシアで交通事故 バド世界王者・桃田賢斗が負ったダメージ

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交通事故で負傷した桃田のもとには、マハティール首相夫人らマレーシア政府の要人が見舞いに駆けつけた

「バドミントンのショットは繊細な感覚が要求されます。それこそ桃田選手が得意とするヘアピンショットは、ちょっとしたタッチの違いで自分のコートに落ちたり、甘い球になったりする。全身を強く打ったことによって身体のバランスが崩れれば、その感覚も変わってくると思います」(バドミントンを長年取材しているスポーツライターの矢内由美子氏)

現地時間13日午前5時ごろ、マレーシア・クアラルンプール近郊の高速道路で、バドミントン男子シングルス世界王者の桃田賢斗(25)らが乗車するワゴン車が前方の大型トラックに追突した。ワゴン車の運転手は死亡し、桃田も全身打撲や顔面裂傷など、全治6週間の大ケガを負った。15日の夕方に帰国し、報道陣の前に姿を見せはしたが、ケガの状態は今なお予断を許さない状況にある。

「1ヵ月ほどで練習に戻れると医師は言っていますが、それは現時点での話です。交通事故の場合、数週間、数ヵ月経ってから身体に変調が出てくるケースもある。今回の事故では運転手が亡くなり、桃田選手の隣に座っていたトレーナーが骨折しています。桃田選手も、骨折してもおかしくないほどの衝撃に見舞われていたことは間違いない。今後の症状に気を付ける必要があります」(矢内氏)

桃田にとって、大きなケガは今回が初めて。しかも全身打撲というアスリートがほとんど経験しないケガなので、復帰への道筋がイメージしにくい。

「桃田選手のようなトップ選手だと、五輪に向けてこれから技術や体力を大幅に伸ばすというよりは、ケガなどをしないように、出場する大会を絞る予定だったと思います。今後は調整方法の見直しが必要でしょう」(矢内氏)

東京五輪での金メダル獲得に向けて、あまりにも大きなハンデを負った桃田。不運を跳ね返すことができるのか――。

1月15日夕方、マレーシアから帰国した桃田。眉間に残った大きな傷跡が事故の大きさを物語っていた

『FRIDAY』2020年1月31日号より

  • 写真ベルナマ通信撮影蓮尾真司

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