松本人志も絶賛 M-1新王者「ミルクボーイ」を待ち受ける試練 | FRIDAYデジタル

松本人志も絶賛 M-1新王者「ミルクボーイ」を待ち受ける試練

優勝決定後、一夜にして50件以上のオファー それでも抱える不安の中身とは

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『M-1』優勝翌日の’19年12月23日、大阪市内の劇場で漫才を披露するボケの駒場孝(左)とツッコミの内海崇(右)
『M-1』優勝翌日の’19年12月23日、大阪市内の劇場で漫才を披露するボケの駒場孝(左)とツッコミの内海崇(右)

「これぞ漫才っていうのを久しぶりに見せてもらった感じがしました」

松本人志(56)にも絶賛された、お笑いコンビ『ミルクボーイ』。昨年12月の『M-1グランプリ2019』1st.ラウンドで史上最高得点を叩き出して優勝した彼らの勢いが止まらない。

優勝決定後、一夜にして50件以上の仕事のオファーが殺到し、正月三が日には計26ステージをこなした。『M-1』が昨年のテレビ初漫才だったという二人が、〝M-1ドリーム〟を体現したのだ。

「『ミルクボーイ』の凄さは、声のトーンなど細部まで作り込まれた漫才。ツッコミの内海崇(34)は声を高めに滑舌良く、ボケの駒場孝(33)はトーンを抑えめで、計算ずくなんです。言葉選びも秀逸。全国ツアーで地道に経験を積んできた彼らなので、どの言葉を使い、どんな間を取ればウケるのか、すべてわかっている。同じ吉本の小籔千豊(こやぶかずとよ)(46)が二人の実力を認めていることも有名です」(『ミルクボーイ』をよく知る吉本芸人)

『コーンフレーク』『最中』など〝おかんが好きなもの〟を巡って行ったり来たりする漫才は、芸人の間でも評価が高い。

「ただ、作り込まれたネタを披露することを繰り返してきた二人は、バラエティ番組での〝ひな壇トーク〟には慣れていない。テレビのトーク番組などで活躍できるかは未知数です」(同前)

当意即妙なアドリブ力に磨きをかけられるかどうかが、今後の活躍を決めるカギになるだろう。

『FRIDAY』2020年1月31日号より

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