休場中の白鵬「元気はつらつ」で外出 親方も直言せずやりたい放題

必死で土俵を務めた元横綱・稀勢の里の姿を見習ってほしい

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白鵬は体調不良を感じさせない足どりで、迎えのクルマに乗り込んだ(1月19日)

思ったよりも元気そうだ。

1月19日、日曜日の昼下がり。大相撲初場所を休場中の横綱・白鵬(34)を東京・港区にある自宅マンション付近で目撃した(上写真)。路上に現れた黄土色の浴衣姿の白鵬は、軽やかな足どりで送迎車に乗り込み、赤坂方面へ。繁華街にある雑居ビルへと入っていった――。

「このビルには、元横綱・朝青龍の有力後援者として知られた石川県の実業家・A氏が経営するパチンコチェーンのオフィスがあるんです。白鵬もA氏とは親交が深いですから、そのつながりで訪れたのでしょう。本来、関取が休場した場合、治療以外で外出することはほとんどありません。よほどの用件があったのだと思います」(日本相撲協会関係者)

白鵬は3時間半ほどビル内に滞在した後、外食はせずに真っ直ぐ帰宅した。

初場所2日目から2連敗を喫すると、腰の挫傷と右かかとの炎症を理由に、4日目の1月15日から早くも休場。そんな白鵬への批判の声は強い。

横綱審議委員会の山内昌之委員も「もうちょっと頑張ってほしい。2日くらいでオタオタしてもらっても困る」とコメントしている。相撲ジャーナリストの中澤潔氏もこう厳しく指摘する。

「横綱は力士の頂点にいる立場であり、模範にならなければならない存在です。ところが白鵬は勝てないとなるとすぐに休む、ということを続けています。彼は以前から、『東京五輪まで横綱を務めたい』ということを言っていました。そのために、無理をしないという態度に見えて仕方がない。休みというよりも逃げてしまっている。けれど、彼は、自分は43回も優勝しているのだから、休場を続けても許されて当然だという気持ちが強いのだと私は思います。そういうことは横綱としては見苦しいのではないでしょうか。横綱は勝ち続けて実力を示し、負けが続けば潔(いさぎよ)く引退するものです」

多くの相撲ファンを虜(とりこ)にした元横綱・稀勢の里は、愚直に出場を続けることにこだわった。

だが、今の白鵬に直言できる者は、師匠の宮城野親方も含めて、角界には誰もいないというのが、現状だろう。1月20日午後にも、白鵬はトレーニングウェア姿で外出した(下写真)。その際、故障しているはずの右かかとには包帯やサポーターもなく、庇(かば)う様子もなかった。

「白鵬は、亡くなる直前に日本国籍取得を認めてくれた父親のためにも、『東京五輪で土俵入りを披露する』という気持ちがとにかく強い。父親は’64年の東京五輪にモンゴル代表のレスリング選手として出場しているんです。そして、名門大学の付属小学校に通う長女と長男をはじめ、4人の子供たちに五輪で自分の晴れ姿を見せたい。当然、三月場所、五月場所も体調に少しでも不安を感じれば、早々に休場することになるでしょう」(前出・協会関係者)

白鵬のこれまでの実績に文句をつけられる人はいない。だからこそ、自分勝手な態度は慎むべきだろう。

トレーニングウェア姿で外出する白鵬。女性ファンに声をかけられると、記念写真などに笑顔で応じていた(1月20日)
本誌未掲載カット 故障を理由に休場中の白鵬をキャッチ! あれ、元気そう……?
本誌未掲載カット 故障を理由に休場中の白鵬をキャッチ! あれ、元気そう……?

『FRIDAY』2020年2月7日号より

  • 撮影田中俊勝

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