せめて小泉進次郎の侠気を見たい! 自民党総裁選を前にして

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周囲には「石破さんに理はある」と話したという進次郎氏だが、自らの去就はギリギリまで公表しない

安倍晋三首相(63)と石破茂元地方創生相(61)の一騎打ちとなった自民党総裁選(9月7日告示、同20日開票)。その戦いのキーマンとなっているのが、小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長(37)だ。

「永田町では、『進次郎氏が支持をすれば(総裁選の票が)100票は動く』と見る議員もいます。国会議員票だけでなく、彼は党青年局長として日本中を回っていたので全国にシンパがいて、非常に影響力を持っている。とくに東日本大震災の被災地の党員とは結びつきが強い」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

一方で石破氏は、同じく405票が割り振られた地方の党員票で「57%ほどの支持」(自民党関係者)とされるが、全体として劣勢なのは否めない。よほどのことが起きない限り、安倍首相の「3選」は確実というのが大方の予想だ。

しかし、その「よほどのこと」を起こす可能性がある唯一の人物が、小泉進次郎氏である。動くのか、動かないのか。その言動に、すべての政界関係者が注目していると言っても過言ではない。

「もっとも進次郎氏の動向を気にしているのは、安倍首相です。8月下旬の党内の調査で、『3選は長すぎる』という回答が52%以上あった。安倍首相は石破氏を完膚なきまでに叩き潰し、政治生命を断つことを狙っていますが、進次郎氏の決断次第で、ヘタをすれば大どんでん返しが起こりかねない。そうでなくとも、得票数で迫られれば『次は石破と進次郎の時代』になってしまう」(自民党幹部)

今回の総裁選で、進次郎氏は「動かない」という見方も根強い。自民党総裁の連続4選は不可能なため、安倍首相は遅くとも2021年には確実に引退する。勝負をかけるのはその時、というわけだ。

だが、あまりに長く、増長と傲慢が著しい「安倍一強」に立ち向かうことで、「政治家としての侠気(おとこぎ)を見せてほしい」という声が高まっているのも事実。

「進次郎氏の父・純一郎元首相も’01年の総裁選で劣勢と言われたが、田中眞紀子元外相が味方について大フィーバーが起き、一気に総理総裁に登り詰めた。進次郎氏が石破陣営に回れば、あの時と同様の大逆転も可能だ」(自民党重鎮議員)

立つべき時に立てる政治家でなければ、総理を目指す資格はない。

持病の潰瘍性大腸炎に伴う体調不良説も流れている安倍首相

石破氏は「地方創生」を訴え、アベノミクス批判を展開する

撮影:鬼怒川毅

Photo Gallary3

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