大阪「性的暴行犯」逃走事件 地元の社長が身銭を切った懸賞金

SNSで懸賞金を公表して以降、情報は続々と集まっているという

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津坂社長の「懸賞金300万円をかけた」という投稿は、SNS上で瞬く間に拡散した

「仲間と相談し、一人30万円を出すことにしました。10人なので、計300万円。有力情報を寄せてくれた方には、必ずお支払いします!」

樋田淳也容疑者(30)が、大阪・富田林署の留置所を脱走してから2週間余り。「樋田発見」のため、身銭を切ろうという社長が現れた。懸賞金をかけた、大阪市生野区の建設会社「ルーカス」の津坂尚志社長が経緯を語る。

「実はここ生野で、頻繁に目撃情報があるんです。地元住民の安心のためなら、300万円なんて安いもの。知り合いの警察官にも相談し、許可は取っていますよ」

津坂氏は、8月25日にSNSで懸賞金をかけたことを公表。わずか数日の間に続々と情報が寄せられているという。

「『◯◯で似た男を見た』『カツラで変装している男がいた』など、こうした情報はすべて警察にも提供しています。強盗致傷や性的暴行の疑いで逮捕された樋田容疑者は、幼児にも手を付ける危険があると聞いている。一刻も早く捕まえるために、協力できることは何でもしますよ」

とはいえ、最終的に逮捕するのは警察の仕事だ。肝心の大阪府警の捜索状況はどうなっているのか。

「警官はまったくやる気がなく、どこを探せばいいのか見当もついていません。今年4月に愛媛・松山刑務所から脱走した男と比較し、『樋田はあいつより長く逃げられるかな』なんて軽口を叩いている者までいる始末です」(大阪府警関係者)

この体たらくに、元兵庫県警刑事の飛松五男氏もこう苦言を呈する。

「樋田容疑者を取り調べした捜査員は、立ち寄りそうな場所を把握しているはず。それなのに、脱走をオオゴトにしたくなかった府警は、初動で人員を惜しみ、当たり先をすべて潰さなかった。大阪府警始まって以来最大の不祥事ですよ」

官憲の力ではなく、庶民のアイディアで犯人逮捕――という大阪らしい結末を期待したい。

撮影:加藤 慶(津坂氏)

Photo Gallary1

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