山川や森が援護宣言 松坂大輔“一度は諦めた14年ぶり西武復帰”

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1月28日に行われた出陣式で笑顔を見せる松坂。プロ20年目で日米通算170勝をあげた日本が誇る大投手だ

14年ぶりに西武に復帰した、松坂大輔(39)の鼻息が荒い。1月28日に埼玉県所沢市で行われた出陣式では、報道陣に対し晴れ晴れとした表情でこう話した。

「去年と比べても今年のほうがいい。肩の状態がいいんです。早くこの(西武の)ユニフォームで投げたい」

出陣式に参加したスポーツ紙記者によると、中日に在籍していた昨年とは印象がまったく違うという。

「米国の西海岸やハワイで、しっかり自主トレを行ったのでしょう。浅黒く日焼けしていました。かなり身体も絞ったようです。本人は『特別なトレーニングはしていない』と話していましたが、頬がシャープになり引き締まった印象を受けました」

気持ちも前向きなようだ。

「メジャーにいた時から、松坂は『日本へ戻るなら(古巣)西武でやりたい』という意向を持っていました。しかしソフトバンクや中日では、在籍5年でわずか6勝と期待された結果を残せなかった。本人も『これでは西武も獲ってくれないだろう』と、なかば諦めていたようです。しかし昨年、同じ西武のエースだった渡辺久信氏がGMに昇格し流れが変わった。『(西武の大功労者)松坂にもう一度花を持たせてやろう』と、獲得に乗り出したんです。渡辺GMの厚意に、松坂は奮起しています。恩に報いようと、モチベーションが高まっているんです」(球団関係者)

西武の強力打線も、松坂にとっては心強い。

「中日は打線が弱く、それなりのピッチングをしても勝ち星に恵まれませんでした。12球団トップのチーム打率(.265)を誇り、山川穂高、森友哉、中村剛也と続く破壊力抜群のライオンズ打線なら、序盤から松坂を援護してくれるはずです。西武は、松坂が在籍したメジャーの球団と似ています。松坂の米国での通算防御率は4.45と決して良くはありませんでしたが、レッドソックスなど打線の強いチームに在籍したため56勝もあげられた。辻発彦、西口文也、松井稼央頭など、西武の首脳陣に旧知の仲の人間が多いのも好条件でしょう」(前出・記者)

山川や森も「松坂さんを援護したい」と、前向きな発言をしている。ただ不安もある。

「結果を残せなければ、若い選手たちからは『なんで球団はあんな戦力にならない人を獲ったんだ』『元エースだから特別扱いなんじゃないか』と不満が出るでしょう。ましてや中日時代のように、ケガで療養中にゴルフをするなどもってのほかです。松坂が置かれている状況は、そんなに甘くはないんです」(球団関係者)

果たして松坂は、戦力として活躍できるのだろうか。西武OBで打撃コーチなどを務めたデーブ大久保氏が語る。

「もちろん、全盛期のような活躍は期待できません。でも松坂は、直球で押すパワー派投手から技巧派へうまく移行できている。ローテーションには入れなくても、谷間の先発として結果を残せるでしょう。本人も自信がなければ、オファーを受けませんよ。ケガで昨年1年間休めたのも、ベテランにとっては良い休養になったはずです。5回を3失点に抑えられれば、強力な西武打線の援護で勝ち星が望めます。5~6勝はできるのではないでしょうか」

春季キャンプも1軍に帯同。“平成の怪物”が、古巣で現役最後の輝きを見せようとしている。

  • 写真時事通信社

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