アドリブに弱い? 初公判で垣間見えた沢尻エリカ“本当の”女優力

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飲み会で泥酔する沢尻エリカ被告。”夜友”との付き合いに見直すというが……(‘10年)

合成麻薬「MDMA」などを所持した麻薬取締法で起訴された女優・沢尻エリカの初公判が1月31日、東京地裁で開かれた。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審した。

弁護側は執行猶予判決を求めている。判決公判は2月6日に行われる予定だ。

入廷した沢尻被告は黒のパンツスーツに白シャツ、髪はうしろで結んだポニーテール。職業について聞かれ「無職です」と答えた。

起訴状によると、同被告は‘19年11月16日に、自宅でカプセルに入ったMDMAの粉末約0・198グラム、LSDを含んだ紙片と液体約0・601グラムを所持したとされる。

起訴内容を認め、謝罪した沢尻被告は違法薬物について、

「19歳のころに知人を介して入手するようになった」と証言。薬物キャリアはゆうに10年以上で、情状証人として出廷した主治医からは「大麻に関しては軽い依存症が認められる」と報告された。

気になる女優復帰については「考えていません」と即答した上で「あまりに身勝手な行為で多くの方を裏切り、傷つけました。代償は計り知れず、私が復帰を語れる資格はありません」と述べた。これを事実上の「引退宣言」と捉えるメディアも出てきたが、マネジメントを担当するエイベックスは「即引退」を否定し、今後については本人とじっくり話し合っていくという。

「いやいや、復帰は既定路線ですよ。このタイミングで復帰について語ると世間のヒンシュクを買うから黙っているだけ。粛々と(復帰に向けた)準備は進んでいますよ」

そう語るのは芸能プロ関係者。刑事事件を起こしてもなお、エイベックスは沢尻被告との契約を切らないばかりか、保釈後の病院を手配。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』のヒロイン降板などに伴うウン億円と言われる違約金を肩代わりするのも、沢尻被告の商品価値を高く買っているためだ。

だが、その“女優力”について、この日の公判ではほころびが見えるひと幕もあった。弁護人による被告人尋問では「女優・沢尻エリカ」を随所に発揮。「違法薬物に関わると、何をもたらしますか?」の問いには、毅然とした態度で次のように言い放った。

「自分の中では薬物をコントロールできると思っていたし、いつでもやめられると思っていましたが、それは大きな間違いでした。気が付けば、薬物を制する以上に制される状態になっていました」

さらにこう続けた。

「現実から逃げていたんです。偽りの友情に捉われ、そこから抜けられませんでした。非生産的な日常からは何も生まれませんでした。そう、すべては幻……。心の底から後悔しています」

まるでドラマのワンシーンのようなやりとりに、傍聴したスポーツ紙記者は「入院先の病室で弁護士と何度もリハーサルを行ったのだろう」と推察した。

問題は検察側の反対尋問になってからだ。担当した検察官は強制性交罪で有罪判決を受けた俳優・新井浩文の時と同じ人物。悪い言い方をすれば、ネチネチ系の質問を織り交ぜ、相手の失言を誘う戦術を得意としている。それは相手が女性であっても容赦なかった。

まずは「なぜ(違法薬物を)やめられなかった?」と先制ジャブ。これには「そう思っていたのは大きな間違いでした」と答えた沢尻被告だったが、続く「原因は?」に「自分の考えができなかった…」と口数が徐々に減っていき、「なぜそんな甘い考えを?」の問いには20秒間沈黙し、答えられなかった。

さらに「なぜ?と考える必要あるでしょ!」と追及されると、再び10秒ほど考え込み「それは今でも自問自答しています」と言うのがやっとだった。前出のスポーツ紙記者が語る。

「“沢尻劇場”を楽しみにしていたが、アドリブに弱い印象でした。被告人尋問の時とはまるで別人だった。これなら昨年6月に薬物事件で有罪判決を受けたピエール瀧さんの方が上です。彼は反対尋問にも同じ調子で淀みなく答えていました」

沢尻被告の復帰がいつになるかは分からない。ひとまず、2月6日に判決が言い渡された後に、今後のプランが見えてくるだろう。

Photo Gallary1

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