<figure id="attachment_93994" aria-describedby="caption-attachment-93994" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="0e33c69e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/02/689ee7cf3259b615da0735a868c65df2.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-93994" class="wp-caption-text">１月26日夜に直撃すると、最初は「フライデー？　こわっ！」と言っていた徳勝龍だが、母校・近畿大相撲部のおなじみのポーズを笑顔で披露してくれた</figcaption></figure>
「いや～、大変なことをやってしまったなと思っています」
大相撲初場所で初優勝を飾った当日夜、徳勝龍（33）に本誌が声をかけると満面の笑み。千秋楽パーティやＮＨＫへの出演を終えた直後だったが、嫌な顔一つせずに、部屋の前で取材に応じてくれた。
――14勝1敗の素晴らしい成績で、誰もが認める優勝だと思います。
「いや～、今日まで三役以上の力士とは対戦してなかったので、そういう意味では正代関（前頭４枚目・13勝２敗）に申し訳なかったな～って」
――来場所は上位陣とあたりますね。
「これからが大事だと思います」
――目指す番付はありますか？
「そんなのないですよ。本当に一番一番が大切だと思ってやっているので。本場所は恩師（近畿大学相撲部・伊東勝人監督）が1月18日に突然亡くなって、一緒に戦ってくれたのだと思います。本当にそれしかないです」
最後はガッツポーズ（写真）。徳勝龍の終始柔らかい言葉遣いに謙虚な人柄が滲み出ていた。
相撲ジャーナリストの大見信昭氏は、今回の優勝を「奇跡」だと語る。
「徳勝龍はこれまで三役にも三賞にも無縁だったうえ、この２年間はほとんど十両で過ごしていました。しかも、再入幕したばかりの今年の初場所で８日目から14日目までの取組のうち、６番の決まり手が『突き落とし』。これは多くの場合、攻め込まれて苦し紛れに出す技なんです。普通、逆転勝ちはそんなに続くものではありません。人知を超えた神風が吹いたとしか言えないですよ」
角界全体がノーマークだった徳勝龍の優勝。これを誰よりも喜んでいるのは、４年前に結婚した千恵夫人(33)だろう。
もともと相撲とプロレスのファンだった千恵夫人。親しかった東京・錦糸町のカレーショップの店長に「お相撲さんが来るよ」と誘われてお店を訪れ、居合わせた徳勝龍を紹介してもらったのが馴れ初めだという。千恵夫人は現在、都内の法律事務所に秘書として勤務している。
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「『共働き』の関取は珍しいですよ。アットホームな木瀬部屋の所属だから、許されているのでしょうね。奥さんは飄々(ひょうひょう)とした方で、家で相撲の勝ち負けの話はほとんどせず、『勝ってほしい』と徳勝龍にプレッシャーをかけることもまったくしないそうです。そんなリラックスできる家庭だからこそ、徳勝龍は千秋楽の前日も自宅でいびきをかいてぐっすり寝られた。それが優勝できた一番の理由かもしれませんね」（相撲協会関係者）
千恵夫人と結ばれたことが、徳勝龍にとっての「大金星」だった――。
<figure id="attachment_93997" aria-describedby="caption-attachment-93997" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f27c5712"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/02/c2846ccbeb5e9056906c203d7cfa8679.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-93997" class="wp-caption-text">東京・両国国技館の支度部屋で賜杯を手にする徳勝龍。その後ろにいるのが、美人妻と話題になっている千恵夫人だ</figcaption></figure>
<figure id="attachment_94001" aria-describedby="caption-attachment-94001" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="e8293809"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/02/1883bb21aabeb453cb6506051ecc4028.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-94001" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　徳勝龍　幕内番付最下位から優勝の原動力は共働きの「美人妻」</figcaption></figure>
<figure id="attachment_94003" aria-describedby="caption-attachment-94003" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c19906db"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/02/bcd107519aa1fd9a179ea98cb981d95b.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-94003" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　徳勝龍　幕内番付最下位から優勝の原動力は共働きの「美人妻」</figcaption></figure>
『FRIDAY』2020年２月14日号より

足立百合

時事通信社

大相撲初場所、番付最下位の前頭17枚目で初優勝を成し遂げた徳勝龍。『ＦＲＩＤＡＹ』の直撃にも丁寧に答えた。幕尻優勝力士を支えたのは４年前に結婚した千恵夫人だ。法律事務所で働いているという美人妻をおった

徳勝龍 幕内番付最下位から優勝の原動力は共働きの「美人妻」

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